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家庭用安心坑夫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2022/07/11 |
| JAN | 9784065288573 |
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家庭用安心坑夫
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商品レビュー
3
71件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
純文学。 読みやすい文体ながら、表現や使う言葉が独特。 東京で過ごす小波の前にツトム(小波が父だと聞かされていた、マインランド尾去沢にある坑夫の人形)が現れるという、どこからつっこんでいいかわからない設定に惹かれる。 小波は、食堂にいた会話も笑顔もない母子家族をツトムの新しい家族だと思い込んだり、ツトムと鍋を囲んで誕生日のケーキを食べようと浮き足だったりする。 苦労すら感じさせる家族を羨ましいと思い、恐らく経験のない家族の団欒を再現しようとするその姿が悲しく虚しい。 小波が拒絶されたと感じ顔も覚えていない夫は、別に悪い人ではないと思うけれど。サナちゃんと呼んで、専業主婦でいさせてくれて、小波の実父に対する認識も真っ当。 夏なのに雪が降っていたのは、小波の不安定さを表しているのだろうか。さすがの鹿角も蝉が鳴く時期に雪は降らない。 マインランド尾去沢、一般公開が終わる前に行きたいな。
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最近何らかの受賞作を読むことが自分の中で流行ってるので、芥川賞受賞作として。 タイトルが何だか馴染みづらい文字並びだなと。「坑夫」っていうところかな。作者さんはお若そうだけど、なぜ坑夫という発想がでてきたのか、キラキラした職業じゃないところに奇妙なリアリティ。 作品は、正直しんどかった。 スピード感があり、そんなに長くもない作品なのであっという間に読み終えることができるのだが、主人公の危うさにどこか感情移入してしまうのか、気持ち的に負担が若干大きかった。 主人公は、端的に表現してしまうと、何らかの精神的な病がある人なのだと思う。語られる視点がその主人公のものなので、読者は頻繁に理解に苦しむことになるが、理解する前にあれよあれよと物語は進み、事態はカタルシスを迎える。 主人公は目的を果たすとこっちの世界に戻ってくるが、大切なものを壊したことに気づく。でもおそらくそれは完遂しなくては前に進めなかったことなのだと思うので、しょうがない結末だったのだろう。そしてそれはもしかすると母親の呪いのようなものだったのかもと思うと、主人公が不憫でならない。 こう物語を整理すると、全てがきちんと組み立てられているのが見えてくる。主人公がなぜそんな病に侵されているのかの背景、今のアパートの情景描写、夫の描かれ方など、上手に配置されていて無駄がなく、作者の知性の高さを感じる。計算され練られた物語。 ただ、私個人の好みで言えば、読むのがちょっと辛い話で、残念ながら"好き"とは言えないのです。 よってすごい作品とは思うけれど、★は3。
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難しい!入りはとっつきやすそうだったのに、読めば読むほどどういう物語なのか分からず途方に暮れることになった。結末が何を意味するのか、考察を必要とする作品。 人によって評価が分かれる作品だと思う。 尾去沢ツトムとはなんだったのか。あまり深く考えない方がいいような気もするし、逆に自...
難しい!入りはとっつきやすそうだったのに、読めば読むほどどういう物語なのか分からず途方に暮れることになった。結末が何を意味するのか、考察を必要とする作品。 人によって評価が分かれる作品だと思う。 尾去沢ツトムとはなんだったのか。あまり深く考えない方がいいような気もするし、逆に自分なりの答えを見つけないとこの小説の本質を理解できないのだ、という気もする。 調べて分かったけど秋田に尾去沢鉱山って実在したらしく、決壊事故もあったらしい。しかしなぜその鉱山の坑夫がこの現代劇において重要人物に置かれなければならなかったのか、ついぞ分からないままだった。 ただ、家族の物語なんだな、ということしかわからない。 短編映画として観てみたい、と思った。
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