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第三次世界大戦はもう始まっている 文春新書1367
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2022/06/20 |
| JAN | 9784166613670 |

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第三次世界大戦はもう始まっている
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商品レビュー
4.1
69件のお客様レビュー
ウクライナ戦争の現実的解決法を示す
アメリカの退役将校で現大学教授のミアシャイマー氏のユーチューブでの証言、中国事情に詳しい遠藤誉氏のNEDの研究、ロシア通の佐藤優氏の発言、鈴木宗男氏のパフォーマンスなどにより、ウクライナ戦争の構図は徐々に明らかにされました。ウクライナ戦争はアメリカが仕組み、停戦を妨害・阻止してき...
アメリカの退役将校で現大学教授のミアシャイマー氏のユーチューブでの証言、中国事情に詳しい遠藤誉氏のNEDの研究、ロシア通の佐藤優氏の発言、鈴木宗男氏のパフォーマンスなどにより、ウクライナ戦争の構図は徐々に明らかにされました。ウクライナ戦争はアメリカが仕組み、停戦を妨害・阻止してきたのもアメリカであると証明する諸事実が立証されています。そして今、各氏が言うような結果が到来しつつあります。それはウクライナの敗色濃厚と、制裁下でロシアがよく持ちこたえている事実です。トッド氏が言いたいのも結局、アメリカにはアメリカの事情がある。ロシアにはロシアの言い分がある。そのどちらが正義かを論争していたのでは、対立と憎悪しかなく人類には核戦争への道しか残されていない。お互いが相手の言い分を理解して、現実的な力関係を直視し、50対50の妥協により解決すべきだと。やれ民主主義だ、やれ正義だ、やれ国際法とか熱くなるのはやめましょう!
奥田末治
西洋の敗北とあわせてエマニュエル・トッド。日本では西側フィルターの情報が多い中で、アンチ西側、フィルターをできるだけ外して世界を見た時、ウクライナ問題とは何かをズバリと。 良い本。 ロシアウクライナ問題。西側諸国に都合のいい目線ではない切り口。そう、つまるところ、西側諸国の資本...
西洋の敗北とあわせてエマニュエル・トッド。日本では西側フィルターの情報が多い中で、アンチ西側、フィルターをできるだけ外して世界を見た時、ウクライナ問題とは何かをズバリと。 良い本。 ロシアウクライナ問題。西側諸国に都合のいい目線ではない切り口。そう、つまるところ、西側諸国の資本主義は寿命を迎えつつあって、NATOは自分たちの食い扶持のために侵略していっているのだ。ロシアがウクライナに戦争をしかけたのは、ウクライナという小国を侵略したいのではなく、西側諸国、アメリカにもう勘弁してくれと手を上げたわけだ。 第三次世界対戦となるかは分からないけれど、中国が台湾をどうにかするのは時間の問題だろうし、資本主義に代わる世界を救う仕組みも現れそうもない。 たしかに第三次世界対戦はすでに始まってしまっているのかもしれない。日本も核を保有しないといけなくなるのか。とはいえ、戦争をしたところで、資本主義の次の仕組みは見えないし、世界はどん詰まりに向かいつつあるのかもしれない。 ウクライナ問題を通して我々は世界がどうあって欲しいと考えたら良いのだろうか。 エマニュエル・トッドについては、もう何冊か読んでみようと思う。
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避けられたはずのウクライナ戦争の原因と責任は米国とNATOにある。ロシア国境までNATOが拡大することはロシアの死活問題。ウクライナ軍の能力は米英が増強しているから。ロシアの勝利は、アメリカ主導の国際秩序を揺るがすことになる。 歴史が進むと、核家族制から父権性社会に変わっていく...
避けられたはずのウクライナ戦争の原因と責任は米国とNATOにある。ロシア国境までNATOが拡大することはロシアの死活問題。ウクライナ軍の能力は米英が増強しているから。ロシアの勝利は、アメリカ主導の国際秩序を揺るがすことになる。 歴史が進むと、核家族制から父権性社会に変わっていくということ、家族システムで世界の各国が分類できるというのが興味深かったです。
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