第三次世界大戦はもう始まっている の商品レビュー
ウクライナ戦争の現実的解決法を示す
アメリカの退役将校で現大学教授のミアシャイマー氏のユーチューブでの証言、中国事情に詳しい遠藤誉氏のNEDの研究、ロシア通の佐藤優氏の発言、鈴木宗男氏のパフォーマンスなどにより、ウクライナ戦争の構図は徐々に明らかにされました。ウクライナ戦争はアメリカが仕組み、停戦を妨害・阻止してき...
アメリカの退役将校で現大学教授のミアシャイマー氏のユーチューブでの証言、中国事情に詳しい遠藤誉氏のNEDの研究、ロシア通の佐藤優氏の発言、鈴木宗男氏のパフォーマンスなどにより、ウクライナ戦争の構図は徐々に明らかにされました。ウクライナ戦争はアメリカが仕組み、停戦を妨害・阻止してきたのもアメリカであると証明する諸事実が立証されています。そして今、各氏が言うような結果が到来しつつあります。それはウクライナの敗色濃厚と、制裁下でロシアがよく持ちこたえている事実です。トッド氏が言いたいのも結局、アメリカにはアメリカの事情がある。ロシアにはロシアの言い分がある。そのどちらが正義かを論争していたのでは、対立と憎悪しかなく人類には核戦争への道しか残されていない。お互いが相手の言い分を理解して、現実的な力関係を直視し、50対50の妥協により解決すべきだと。やれ民主主義だ、やれ正義だ、やれ国際法とか熱くなるのはやめましょう!
奥田末治
冷静なフランス人からの視点と見せつつ、反米国・反英国の感情が多分に感じられる。 ヨーロッパが大きく関係しているのにドイツ・フランスが軽んじられているのが癪に障るのか。 ロシアがウクライナに侵略したことについて、ロシア側の視点の解釈として正しいということと、ロシアが侵略したことが...
冷静なフランス人からの視点と見せつつ、反米国・反英国の感情が多分に感じられる。 ヨーロッパが大きく関係しているのにドイツ・フランスが軽んじられているのが癪に障るのか。 ロシアがウクライナに侵略したことについて、ロシア側の視点の解釈として正しいということと、ロシアが侵略したことが正しいかは別。 ロシアが侵略していることへの直接の言及がない。 停戦後にどうなるかの考察がない。 支持する立場の違いを別にしても、論理的に通らなかったり足りなかったりする箇所が散見される。 私は人口動態とポーランドの視点が欠けていたので、その点は読んでよかった。 ●詳細 「ロシアは二〇〇〇万人以上の犠牲者をだしながら、ナチスドイツの悪夢からヨーロッパを開放するのにアメリカ以上に貢献した」 →一方でロシアは周辺国家に対して被害を与えている。「ロシア嫌い(ロシア恐怖症)」の感情は当然だろう。 「(戦争が終わったとき)少なくとも私がウクライナ人なら、アメリカに対して激しい憎悪を抱くはずです。」 →いまウクライナ人のある程度の割合がそんなことを言っているか?
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ウクライナ戦争に関する本はけっこう読んだが、この戦争が始まった責任がプーチンのロシアより、アメリカとヨーロッパ諸国にあると主張する本は初めてだ。NATOの東方拡大、またはウクライナが事実上NATOの影響下にあったことがウクライナ戦争の原因だとする。じゃあ隣の国に攻め込んでいいのか...
ウクライナ戦争に関する本はけっこう読んだが、この戦争が始まった責任がプーチンのロシアより、アメリカとヨーロッパ諸国にあると主張する本は初めてだ。NATOの東方拡大、またはウクライナが事実上NATOの影響下にあったことがウクライナ戦争の原因だとする。じゃあ隣の国に攻め込んでいいのかというとそれは別物だとぼくは思うが、ロシアの国民の多くがウクライナ戦争を支持する理由の一端が見えた気がした。この戦争がロシアvsアメリカ・ヨーロッパの軍事支援の元で戦うウクライナという様相を呈している以上、それはロシアとNATO陣営の代理戦争であって、それをもって第三次世界大戦と言っているのだろう。戦争が始まって4年。この戦争はどのようにして終わるのだろうか。
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この本を読む限りではウクライナとロシアの戦争は、日本で報道されているものと様相が大きく異なっているようだ。新たな視点をもらった。
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一般的な報道とは違う観点からロシアとウクライナ、アメリカの問題を考える事ができる。 地政学を知っておく事の重要性を感じた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
全部鵜呑みにはできないけど、こういった視点での本を読むのもよい。 (ロシアのウクライナ侵攻は)第二次世界大戦より第一次世界大戦に似ている、という分析は理解できる。
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西洋の敗北とあわせてエマニュエル・トッド。日本では西側フィルターの情報が多い中で、アンチ西側、フィルターをできるだけ外して世界を見た時、ウクライナ問題とは何かをズバリと。 良い本。 ロシアウクライナ問題。西側諸国に都合のいい目線ではない切り口。そう、つまるところ、西側諸国の資本...
西洋の敗北とあわせてエマニュエル・トッド。日本では西側フィルターの情報が多い中で、アンチ西側、フィルターをできるだけ外して世界を見た時、ウクライナ問題とは何かをズバリと。 良い本。 ロシアウクライナ問題。西側諸国に都合のいい目線ではない切り口。そう、つまるところ、西側諸国の資本主義は寿命を迎えつつあって、NATOは自分たちの食い扶持のために侵略していっているのだ。ロシアがウクライナに戦争をしかけたのは、ウクライナという小国を侵略したいのではなく、西側諸国、アメリカにもう勘弁してくれと手を上げたわけだ。 第三次世界対戦となるかは分からないけれど、中国が台湾をどうにかするのは時間の問題だろうし、資本主義に代わる世界を救う仕組みも現れそうもない。 たしかに第三次世界対戦はすでに始まってしまっているのかもしれない。日本も核を保有しないといけなくなるのか。とはいえ、戦争をしたところで、資本主義の次の仕組みは見えないし、世界はどん詰まりに向かいつつあるのかもしれない。 ウクライナ問題を通して我々は世界がどうあって欲しいと考えたら良いのだろうか。 エマニュエル・トッドについては、もう何冊か読んでみようと思う。
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避けられたはずのウクライナ戦争の原因と責任は米国とNATOにある。ロシア国境までNATOが拡大することはロシアの死活問題。ウクライナ軍の能力は米英が増強しているから。ロシアの勝利は、アメリカ主導の国際秩序を揺るがすことになる。 歴史が進むと、核家族制から父権性社会に変わっていく...
避けられたはずのウクライナ戦争の原因と責任は米国とNATOにある。ロシア国境までNATOが拡大することはロシアの死活問題。ウクライナ軍の能力は米英が増強しているから。ロシアの勝利は、アメリカ主導の国際秩序を揺るがすことになる。 歴史が進むと、核家族制から父権性社会に変わっていくということ、家族システムで世界の各国が分類できるというのが興味深かったです。
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いち大衆の立場からすると、正直ジレンマ。ウクライナ戦争に至った諸悪の根源が欧米にあるというのは確かにそのとおりかもしれない。ロシアが生存権をかけて戦っているのも事実であろう(それはイスラエルも同じこと)。じゃあ、本来あるべきはロシアに対する同情論か、というとそれも違うと思う。綺麗...
いち大衆の立場からすると、正直ジレンマ。ウクライナ戦争に至った諸悪の根源が欧米にあるというのは確かにそのとおりかもしれない。ロシアが生存権をかけて戦っているのも事実であろう(それはイスラエルも同じこと)。じゃあ、本来あるべきはロシアに対する同情論か、というとそれも違うと思う。綺麗事に聞こえるかもしれないが、とにかく早く戦争をやめさせるのが先決。でないとベトナムの二の舞になる。気持ち悪いのは、ベトナム戦争のときは米国内で反戦デモが活発だったのに、今回はそういう動きが聞こえない。直接兵士を送ってないから?それともまだまだ世界は事実を知らないから?
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1 第三次世界大戦はもう始まっている 2 「ウクライナ問題」をつくったのはロシアでなくEUだ 3 「ロシア恐怖症」は米国の衰退の現れだ 4 「ウクライナ戦争」の人類学
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