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会社という迷宮 経営者の眠れぬ夜のために
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会社という迷宮 経営者の眠れぬ夜のために

石井光太郎(著者)

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会社という迷宮 経営者の眠れぬ夜のために

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ダイヤモンド社
発売年月日 2022/06/16
JAN 9784478116166

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会社という迷宮

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商品レビュー

4.4

21件のお客様レビュー

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2026/04/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

個人的には後書きとして、著者の元同僚が読後の感想を記載している箇所が1番面白かった。 著者の主張に対して、コンサルタントとしての立場に立つと「まさにその通り」だが、事業家としては「それって正論だけど現実的には難しいよね」と異なる思想を内在している点があった。 創業社長でも会社規模が大きくなりステークホルダーが多くなるほど、創業初期の思想を体現し続けるのが困難なのは、思想を持って独立した国が外交において様々な利害関係からピュアな思想だけでやっていけない事実をみれば自明だし、著者が指摘する腐った経営者は確かに存在するがそれが経営者の属人的な問題かと言われるとそれは別の話である。 最後には「事業家としては会社を新たな若い思想の孵卵器にするしかない」と言っていた点、「創造は辺境で行われる」という話は、答えはないがそういった構造的しがらみを理解した上での振る舞いをする上で示唆深いコメントだった。

Posted by ブクログ

2025/11/24

以前参加していた読書会で、参加者の1人が課題本そっちのけで夢中になって読んでいると言っていたのが、この『会社という迷宮』です。 会社員でもないので、「読んでもあれかなぁ」と思っていましたが、あの楠木健さんが、この本をイチオシしていた記事を読み、購入の一押しになりました。 読ん...

以前参加していた読書会で、参加者の1人が課題本そっちのけで夢中になって読んでいると言っていたのが、この『会社という迷宮』です。 会社員でもないので、「読んでもあれかなぁ」と思っていましたが、あの楠木健さんが、この本をイチオシしていた記事を読み、購入の一押しになりました。 読んでみると、「会社」に持つイメージが丁寧に壊され、いかに現代人が凝り固まった固定観念に囚われているかを痛感します。 できないことをできるようにするのが「会社」であるという根本に立ち返った上で、いかに自分の「分」を認識して、ユニークな挑戦をするのか。 著者の、ちょっと硬派だけど、ロマンに溢れた筆致が、ことごとく読み手の眠った志を揺さぶってきます。 「会社員向いてないなぁ」と思ったら、とりあえず会社を辞める前にこちらの本を読むことをオススメします。 あと個人的にこの装丁、好きです。

Posted by ブクログ

2025/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

特にJTCの経営層に読んでもらいたいと思った名著。自分が経営層に抱えているモヤモヤを言語化してくれたように思える。 経営コンサルタントは会社という法人の医者とでも表現すべき存在かもしれないが、バブル崩壊後の失われた20年で急速に増殖したのは、経営者が自信や指針を見失っているからに他ならない。俺がコンサル嫌いなのも、老人の医者嫌いと同じで、自分で考えて自分で答えを出すプロセスに意義や意味を見出しているからかもしれない。市場(しじょう)分析とは既存事業の売上高等の情報の寄せ集めに過ぎず、経営者が見るべきなのは市場(いちば)である。雑多なものとの出会いが市場にはあり、経営者は独自の視点でその雑多性から新しい価値を見出すことが仕事である。 会社は利益を求めるだけの存在になると、その存在意義を失ってしまう。古来からの「社格(なぜその会社が存在しているのか)」に株式会社という西洋由来の外皮を纏って強化されるはずが、いつしか外皮が目的化して抜け殻になってしまった。 日本の心理学者の河合隼雄の提唱した、「組織の中空構造」が印象に残る。古事記まで遡り日本の組織のあり方を研究したもので、西洋のリーダーシップと日本は異なり、中心となるようなリーダーシップは存在しないとした。中心にリーダーがいるのではなく、周縁部にパワーが分散しており、組織内で対立する組織があっても、中空構造がバランスを取る事ができるとの事。納得感ある。 人材育成の話がされていた。ダイバーシティというが、その本質は「人の活かし方の多様性」であって、人材そのものの多様性ではない、という記述が印象に残る。ノーベル物理学賞受賞者、江崎玲於奈の「私の履歴書」での言葉も印象に残る。どういう環境で革新的な研究開発が生まれるか、という問いに対して、創造力はあくまでも個人の創発によるものであるとして、それを妨害しないマネジメントが前提にある、としている。

Posted by ブクログ

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