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会社という迷宮
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会社という迷宮
¥1,980
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商品レビュー
4.2
15件のお客様レビュー
大袈裟にではなく、まさに「目から鱗」という言葉に相応しい鋭い観点で、一方で人間味のある柔らかいトーンで経営者のあるべき姿を伝えてくれる。楠木建氏が絶賛をする書であり手にとった。経営者だけではなく、働く意義や社会への接し方への問いが宿った時に自身のような凡人にとっても大いに心に響く...
大袈裟にではなく、まさに「目から鱗」という言葉に相応しい鋭い観点で、一方で人間味のある柔らかいトーンで経営者のあるべき姿を伝えてくれる。楠木建氏が絶賛をする書であり手にとった。経営者だけではなく、働く意義や社会への接し方への問いが宿った時に自身のような凡人にとっても大いに心に響く内容であった。
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2025/01/12「会社という迷宮」石井光太郎☆ 本来、「会社」は「目的」があって設立される。(SONYの設立趣意書が有名。) しかるに現代は、「パーパスは何か?」「ガバナンス・コンプライアンス」「利益と株主還元」が問われ、重視される。まさに本末転倒。それで著者は、愚直に「企業...
2025/01/12「会社という迷宮」石井光太郎☆ 本来、「会社」は「目的」があって設立される。(SONYの設立趣意書が有名。) しかるに現代は、「パーパスは何か?」「ガバナンス・コンプライアンス」「利益と株主還元」が問われ、重視される。まさに本末転倒。それで著者は、愚直に「企業トップの『企業への想い』」に執着する。その想いの原点に帰るしか資本主義経済の再生はありえない。 「企業とは」という根源的問題を提起する本 「企業は利益を生み出す機関」という狭い定義・認識は資本主義経済を破壊させる。「倫理」を基礎とした「経済合理性」が基本の仕組み。 マックス・ウェーバー「プロテスタンティズムと資本主義精神」しかり、渋沢栄一「論語と算盤」しかりである。更には、市場の失敗「外部不経済」、宇沢弘文「社会的共通資本」の問題がある。資本主義経済は時々立ち止まって「その基礎概念」を振り返らなければならない。 1. 経営コンサルタント 「戦略」概念を経営に導入。 2. 企業のリーダーシップ 「経営ビジョン」の共有が不可欠 3. 組織は「有機体」 部分の総和ではない サイエンス→アート 4. 改革は「タブーへの挑戦」 経営者の問題がメインであることが多いが 経営者は改革の矛先を役職員に求めがち 5. 経営者の役割は「未来への挑戦」 開発=リスクある決断 ロジカルより信念の問題
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色々な意味で刺さる一冊だった。経営者の主観や自我などを多用しており、これまでは自社を客観視したり利他の心を持つことがある意味正義のような感覚があったが、会社を永続させようと思ったら経営者たらしめるリーダーはもっと我儘で在るべきなのかもしれない。
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