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金田一耕助の冒険 角川文庫
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金田一耕助の冒険 角川文庫

横溝正史(著者)

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金田一耕助の冒険 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2022/06/10
JAN 9784041128152

金田一耕助の冒険

¥605

商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

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2023/04/14

長編の時はあまり思わなかったけど 短編をまとめて読んでみると 金田一さんも痴情のもつれ系が多いなぁ。 「孫」も「動機はほぼ復讐」だけど。 『霧の中の女』『洞の中の女』 『泥の中の女』『棺の中の女』のように 警察から協力を頼まれることが 事件に関わるパターンのようです。 『傘の...

長編の時はあまり思わなかったけど 短編をまとめて読んでみると 金田一さんも痴情のもつれ系が多いなぁ。 「孫」も「動機はほぼ復讐」だけど。 『霧の中の女』『洞の中の女』 『泥の中の女』『棺の中の女』のように 警察から協力を頼まれることが 事件に関わるパターンのようです。 『傘の中の女』『鞄の中の女』 『夢の中の女』などで犯人に利用されたり 『瞳の中の女』や『檻の中の女』では 謎は解けたけど犯人は (ある意味)取り逃しちゃったり。 『鏡の中の女』の事件も 防げたっぽいのがモヤっとする。 トリックは王道のおもしろさなのですが。 『赤の中の女』が 後妻業ネタのようでびっくり。 時代を先取りだ。

Posted by ブクログ

2023/02/28

短編集。 やや物足りない感じもするけど、どの作品も面白い。 「鏡の中の女」は犯人と動機が凄い。 「夢の中の女」の最後の一言が可愛い。

Posted by ブクログ

2023/01/15

 1957(昭和32)年から1958(昭和33)年にかけて発表されたもの。  もちろん、表題は『シャーロック・ホームズの冒険』をもじっているが、さらに、各話のタイトルは「○○の中の女」と統一されている。  11編入っており、各話は短い。そのため、かなり大急ぎで書いているという感が...

 1957(昭和32)年から1958(昭和33)年にかけて発表されたもの。  もちろん、表題は『シャーロック・ホームズの冒険』をもじっているが、さらに、各話のタイトルは「○○の中の女」と統一されている。  11編入っており、各話は短い。そのため、かなり大急ぎで書いているという感が強い。特に最後の謎解きの部分は切り詰められすぎていて、言い漏らしが多々あり、「え? アレはどうだったの?」などと戸惑わされてしまう。  横溝正史の語りの巧さはやはり卓越したものがあるし、アイディアもよく練って書いてあるようだが、やはり中編以上、ある程度の長さがあった方が充実していて面白いかもしれない。  ミステリ短編としては、世界的巨匠と比べるのもなんだが、ディクスン・カーの方が数段上だと思った。

Posted by ブクログ

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