商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2022/06/10 |
JAN | 9784041128152 |
- 書籍
- 文庫
金田一耕助の冒険
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金田一耕助の冒険
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
長編の時はあまり思わなかったけど 短編をまとめて読んでみると 金田一さんも痴情のもつれ系が多いなぁ。 「孫」も「動機はほぼ復讐」だけど。 『霧の中の女』『洞の中の女』 『泥の中の女』『棺の中の女』のように 警察から協力を頼まれることが 事件に関わるパターンのようです。 『傘の...
長編の時はあまり思わなかったけど 短編をまとめて読んでみると 金田一さんも痴情のもつれ系が多いなぁ。 「孫」も「動機はほぼ復讐」だけど。 『霧の中の女』『洞の中の女』 『泥の中の女』『棺の中の女』のように 警察から協力を頼まれることが 事件に関わるパターンのようです。 『傘の中の女』『鞄の中の女』 『夢の中の女』などで犯人に利用されたり 『瞳の中の女』や『檻の中の女』では 謎は解けたけど犯人は (ある意味)取り逃しちゃったり。 『鏡の中の女』の事件も 防げたっぽいのがモヤっとする。 トリックは王道のおもしろさなのですが。 『赤の中の女』が 後妻業ネタのようでびっくり。 時代を先取りだ。
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短編集。 やや物足りない感じもするけど、どの作品も面白い。 「鏡の中の女」は犯人と動機が凄い。 「夢の中の女」の最後の一言が可愛い。
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1957(昭和32)年から1958(昭和33)年にかけて発表されたもの。 もちろん、表題は『シャーロック・ホームズの冒険』をもじっているが、さらに、各話のタイトルは「○○の中の女」と統一されている。 11編入っており、各話は短い。そのため、かなり大急ぎで書いているという感が...
1957(昭和32)年から1958(昭和33)年にかけて発表されたもの。 もちろん、表題は『シャーロック・ホームズの冒険』をもじっているが、さらに、各話のタイトルは「○○の中の女」と統一されている。 11編入っており、各話は短い。そのため、かなり大急ぎで書いているという感が強い。特に最後の謎解きの部分は切り詰められすぎていて、言い漏らしが多々あり、「え? アレはどうだったの?」などと戸惑わされてしまう。 横溝正史の語りの巧さはやはり卓越したものがあるし、アイディアもよく練って書いてあるようだが、やはり中編以上、ある程度の長さがあった方が充実していて面白いかもしれない。 ミステリ短編としては、世界的巨匠と比べるのもなんだが、ディクスン・カーの方が数段上だと思った。
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