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さんず suicide support service
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さんず suicide support service

降田天(著者)

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さんず suicide support service

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2022/06/10
JAN 9784093866507

さんず

¥715

商品レビュー

3.4

35件のお客様レビュー

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2025/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かったですと 言っていのか?(不謹慎なのかも) 自殺がテーマの小説です どこからか白い名刺サイズの用紙が手元に そこにはQRコードがあるだけ なんかミステリーですよね 死にきれないひとが アクセスすると寄り添ってくれてるという ん…今までにない話なのと読みやすかったのでサクサク読めちゃいました 1話はパワハラの話 2話は政治家が秘書のせいにする話 3話は蝶のはなし(面白かった) 4話は借金苦の話 5話はイジメの話とスガの過去 5話はちょっと救いがあったのかな? スガくんの小ネタ好きです 朝井リョウさんの正欲を思い出しました

Posted by ブクログ

2025/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とても珍しい自殺についてがテーマの物語でタイトルで購入。 自殺幇助業者「さんず」と依頼した人の背景を振り返りながらどう言う選択肢をするのかというお話。話の節々に伏線は貼られており予想はつくが、やられた!みたいな要素もあり。全5話の短編集で、自殺幇助業者のスガの過去や心情の変化があって繋がってないように見えて繋がっているところもある。 「to be,or not to be」という言葉が作中に出てくるが気になって調べたらシェイクスピアのハムレットに出てくる言葉だそうで、勉強になった。 人によっては気持ちが沈んでしまう方もいそうな為、生々しい表現が苦手な方にはジャンル的にもあまりお勧めできないかなと…。

Posted by ブクログ

2025/05/29

自殺幇助業者「さんず」。 様々な理由で死にたい「さんず」のクライアントを通して、「死」と「生」を描いた作品。 クライアントの死にたい理由には、読んでいて世の中への理不尽さや怒り・哀しさを感じるけれど、死にたいと思っている人と接しているとは思えないスガの明るさを箸休めにして、重...

自殺幇助業者「さんず」。 様々な理由で死にたい「さんず」のクライアントを通して、「死」と「生」を描いた作品。 クライアントの死にたい理由には、読んでいて世の中への理不尽さや怒り・哀しさを感じるけれど、死にたいと思っている人と接しているとは思えないスガの明るさを箸休めにして、重くなり過ぎずにストーリーを追っていくことができた。 会社名「さんず」とは「三途(の川)」。 自死を思いとどまっている原因を解消し、自死を見届けるする「よりそいプラン」と、自死を物理的に手伝う「もろともプラン」。 ネーミングも秀逸。 この話はフィクションだけれど、死にたくなるのは心が不健康になっているからで、人が生きたいと思う理由は何でもよいいのかもしれない。 最後、5話の後半の伏線回収はスピード感があって良かった。

Posted by ブクログ