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誰のための排除アート? 不寛容と自己責任論 岩波ブックレットNo.1064
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誰のための排除アート? 不寛容と自己責任論 岩波ブックレットNo.1064

五十嵐太郎(著者)

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誰のための排除アート? 不寛容と自己責任論 岩波ブックレットNo.1064

定価 ¥572

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2022/06/07
JAN 9784002710648

誰のための排除アート?

¥440

商品レビュー

4.2

7件のお客様レビュー

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2024/09/06

排除アートが意図する排除の対象者(ホームレス)以外にも、意図せず排除されている他の人の存在の可能性にはっとさせられた。誰かのために安心で心地いい場所を作ろうとしているように見えて、実はみんなを排除することになっているのかもしれない。 身近な事例とともに紹介されているので超導入にち...

排除アートが意図する排除の対象者(ホームレス)以外にも、意図せず排除されている他の人の存在の可能性にはっとさせられた。誰かのために安心で心地いい場所を作ろうとしているように見えて、実はみんなを排除することになっているのかもしれない。 身近な事例とともに紹介されているので超導入にちょうど良い本。

Posted by ブクログ

2024/03/29

読んでてずっとイライラした。もちろん国に。「敵は外からやってくるのではない。代わりに、まわりにいる人が犯罪をするかもしれないという恐れから、一般市民の自己防衛のための排除が求められる。」←前文に"見えない戦争"とあるようにこの傾向は強まっていくんだろうな。 ...

読んでてずっとイライラした。もちろん国に。「敵は外からやってくるのではない。代わりに、まわりにいる人が犯罪をするかもしれないという恐れから、一般市民の自己防衛のための排除が求められる。」←前文に"見えない戦争"とあるようにこの傾向は強まっていくんだろうな。 排除を目的とした建築物か否かを見分けるには署名プレートを探せばいい、という話になるほどと思う。排除アートは作者が責任をとらない「アート」だからって。 全ての人間が尊厳を保つことのできる社会で生きたい。

Posted by ブクログ

2024/02/07

公園やバス停のベンチ、公共空間をよく観察すると何かの使用を禁止、または排除する意図が隠されている事が分かる。路上生活者の寝そべりを排除する突起付きのベンチ、ダンボールハウスを排除するために空間を占有するアート。誰かを排除する事はつまり私たちも不便を被る。

Posted by ブクログ

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