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情事と事情

小手鞠るい(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2022/05/25
JAN 9784344039599

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商品レビュー

3.1

21件のお客様レビュー

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2024/01/31

初読みの作家さんでしたが、読みやすくて意外と面白かったです。 不倫にパパ活…登場人物の年齢もバラバラなので全く繋がりのない人たちなのかと思ったら、どんどん繋がっていくではありませんか。 どの登場人物にも共感出来ないけど、愛里紗は他の人に比べて卓越している気がしてたんですよね。...

初読みの作家さんでしたが、読みやすくて意外と面白かったです。 不倫にパパ活…登場人物の年齢もバラバラなので全く繋がりのない人たちなのかと思ったら、どんどん繋がっていくではありませんか。 どの登場人物にも共感出来ないけど、愛里紗は他の人に比べて卓越している気がしてたんですよね。夫が何人もの女性と浮気していても気付かぬふりして自分の好きな事にだけ熱中して生活を楽しんでる…。それが、ラストでえ、え、え〜ですよ。不倫のお話のわりにはドロドロしてなかったのに最後の終わり方が衝撃的でした。

Posted by ブクログ

2024/01/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「情事の裏には、事情がある。  それぞれの事情がある。  事情のない情事は、ない。  ぼんやりと、そんなことを思う」 と愛里紗が独白する。(第7話「情事と事情」)  数人の女性とその取り巻きの男たちの情事の事情が、オムニバスの形で語られてゆく。  ホテルラウンジのピアニスト(まりも)とラウンジ客(彩江子)  大学生のころからの親友(愛里紗、彩江子)  料理とガーデニングが趣味の女(愛里紗)とその夫(修)  バーテンダー(流奈)と一見客(彩江子)  ライター(彩江子)と写真家志望の男(晴人)  バーテンダー(流奈)とピアニスト(玲門)  バーテンダー(ルナ)とボーイフレンド(レイモン)  赤ずきんちゃん(彩江子)と狼(晴人)  ライター(彩江子)と装幀作家(愛里紗)  貿易会社経営者(修)とその愛人(まりも)  ライター(彩江子)とボーイフレンド(晴人)   装幀作家(愛里紗)ときれいな男の子(晴人)  ライター(彩江子)と取材先セックスワーカー(櫻)  バツイチ女(櫻)と保育園児(もみじ)  大学時代からの友人(まりも、櫻)   双生児姉妹(愛里紗、英里華)  女難の相を持つ男(晴人)と妊娠騒動女(櫻)  写真家志望の男(晴人)とありさ(愛里紗)  養育権を持たない父親(晴人)とその娘(もみじ)  貿易会社経営者(修)と新たなアルバイト(櫻)  貿易会社経営者(修)と新たな愛人(櫻)  リャクダツコン志望女(櫻)と私の男(修)  日本滞在中のニューヨーカー(英里華)とボーイフレンド(修)  義理の兄(修)と逢瀬を重ねる妹(英里華)  ボーイフレンドに去られた女(流奈)とピアニスト(まりも)  バーテンダー(流奈)とピアニスト(まりも)  バーテンダー(流奈)とガールフレンド(まりも)  カメラで犯される女(愛里紗)と誰でもない誰か(晴人)  パパのお友だち(彩江子)とこの子(もみじ)  あの子(桜子)とあの子を死なせた私(彩江子)  壺をベランダから友人の頭上目がけて落とす女(愛里紗)とそれを見上げる女(彩江子)  ・・・  それぞれの女性たちと男性たちがオムニバスのなかで複数の顔を持ちつつ、それぞれに絡みあいながらそれぞれの事情を生きていくさまが展開されてゆく。  スピード感あるテレビドラマのような作品。一気読みしてしまう。 (本の説明)から抜粋 「すべての愛には、裏がある。」 「不倫に嫌悪感を抱いているあなたにも、不倫小説が大好きなあなたにも」  だらしない女ときちんとした女。  女癖の悪い男と誠実な男。  天使と悪魔。  結婚と不倫。  純愛と情事。  あなたは、どっちが好きですか。私はもちろん、だらしない女と、女癖の悪い男と、悪魔と、不倫と、情事です。  だって、おもしろいじゃないですか、読むのも書くのも。きちんとした女と誠実な男が結婚したって、つまらない家庭しか築けませんよ。「幸福な家庭はどれも似たようなものだが、不幸な家庭はそれぞれに不幸なものである」と語ったのはトルストイですが、私はこう言いたい。「恋愛を描いた小説はどれも似たようなものだが、情事を描いた小説はそれぞれに不条理で病み付きになる」と。  アメリカのテレビドラマシリーズを意識して、毎回ノンストップで読ませるエピソード7つ。今までの小手鞠るいとは、ひと味もふた味も違った悪魔的に優雅な情事小説です。  不倫に嫌悪感を抱いているあなたにも、不倫小説が大好きなあなたにも、自信を持っておすすめします。もちろん、恋愛小説が好きなあなたにも、嫌いなあなたにも。

Posted by ブクログ

2023/06/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「善し悪しは別として、不倫の恋こそが極上の恋。なぜなら、それは、窃盗だから。なけなしのお金を払って買ったドレスじゃない、盗んだドレス、しかもとびきりゴージャスな衣装を身に着けて演じる、確信犯的仮面パーティー。」 なんだこの文章。拍手喝采。このフレーズが1番良かった。

Posted by ブクログ

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