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小説の読み方 PHP文芸文庫
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小説の読み方 PHP文芸文庫

平野啓一郎(著者)

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小説の読み方 PHP文芸文庫

定価 ¥946

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2022/05/11
JAN 9784569902197

小説の読み方

¥660

商品レビュー

4

20件のお客様レビュー

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2025/12/12

今まで小説を適当に読んでいたけども、 小説を読むために四つのアプローチ ①メカニズム ②発達 ③機能 ④進化 があり、主語と述語、大きな流れの矢印など意識して読むなど読むための手法を学んだ。うーん、もっと早く、、、学生の時にこういう本読んでたらよかったなと。 何作かが例として取り...

今まで小説を適当に読んでいたけども、 小説を読むために四つのアプローチ ①メカニズム ②発達 ③機能 ④進化 があり、主語と述語、大きな流れの矢印など意識して読むなど読むための手法を学んだ。うーん、もっと早く、、、学生の時にこういう本読んでたらよかったなと。 何作かが例として取り上げられているが、古井由吉氏の『辻』が難解!平野氏の解説みて何となく読み方が分かったけど、自分の読解力の無さが悲しくなった。今後もっとスローリーディングで丁寧に読んでみよう…

Posted by ブクログ

2025/11/08

本書は、文字通り小説の読み方を解説した作品。国語の教科書的な印象を受けつつ、小説ってそうやって読むんだという新鮮な気づきがあった。主語について、情報を追加していく文章と、物語のプロットを進めていく文章とに分かれるという視点だけでも、今後結構読み方が変わりそう。

Posted by ブクログ

2025/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

速読が流行る中、本書は「スローリーディング」を軸に、小説をどう味わうかを提示している。 印象に残ったのは「述語」の二種類――主語を説明するものと、物語を前進させるもの。これを意識するだけで小説のテンポの違いが見えてくるのは大きな発見だった。 一方で、理論編と実践編のつながりがやや分かりにくく、登場人物が多い小説の攻略法が示されていないのは残念。そこで自分なりに「人物を主語として整理し、述語の役割で物語を動かす人物を見極める」という読み方を提案したい。 小説を論理的に読む試みとして刺激的な一冊。自分なりの読み方を模索するきっかけになった。

Posted by ブクログ