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動物行動学者、モモンガに怒られる 身近な野生動物たちとの共存を全力で考えた!
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動物行動学者、モモンガに怒られる 身近な野生動物たちとの共存を全力で考えた!

小林朋道(著者)

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動物行動学者、モモンガに怒られる 身近な野生動物たちとの共存を全力で考えた!

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 山と渓谷社
発売年月日 2022/04/25
JAN 9784635063142

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2024/07/18

2022年刊。「先生、」シリーズを毎年執筆・刊行すること20年?。大学の副学長であり、フィールドワークもしながら、研究して論文を書き… とてつもないな、と素直に思う。「先生」シリーズが有りながら、何故本書が書かれたのか? 筆者の思いと意思・考えを、より濃縮しつつ分かり易く纏めた本...

2022年刊。「先生、」シリーズを毎年執筆・刊行すること20年?。大学の副学長であり、フィールドワークもしながら、研究して論文を書き… とてつもないな、と素直に思う。「先生」シリーズが有りながら、何故本書が書かれたのか? 筆者の思いと意思・考えを、より濃縮しつつ分かり易く纏めた本、なのだと思う。主張であり提案でもあり。「動物行動学」という文字通りの狭い範囲でなく、人が人らしく生きていく為に必要なアプローチ、ヒント、みたいなモノが書かれている。「先生」シリーズよりは固いが、「○○学」と表記される全般の書籍よりは格段に分かり易い。小林節も、最初は抑え目だが、段々と緩やかになり、飽きさせないように書かれている。

Posted by ブクログ

2023/03/22

<目次> 第1章  アカネズミは目をあけて眠る 第2章  動物行動学者、モモンガに怒られる 第3章  スナヤツメを追って川人になる 第4章  負傷したドバトとの出会いと別れ 第5章  小さな島に一頭だけで生きるシカ 第6章  脱皮しながら自分の皮を食べるヒキガエル 第7章  タヌ...

<目次> 第1章  アカネズミは目をあけて眠る 第2章  動物行動学者、モモンガに怒られる 第3章  スナヤツメを追って川人になる 第4章  負傷したドバトとの出会いと別れ 第5章  小さな島に一頭だけで生きるシカ 第6章  脱皮しながら自分の皮を食べるヒキガエル 第7章  タヌキは公衆トイレをつくる 第8章  コウモリはいろいろな生物が寄生している 第9章  ザリガニに食われるアカハライモリ <内容> 築地書館の『先生~』シリーズの動物行動学者。鳥取環境大学の副学長だ。築地書館シリーズほど筆は滑っていないが、小林節は健在。ただ、あとがきにあるように「人と野生動物の在り方」をテーマにしている通り、そうした点の警告やアドバイスなどが見られる。

Posted by ブクログ

2022/11/20

動物行動学者の著者が、動物との触れ合いや研究の上で、ホモサピエンスの進化的適応にも触れながら、今後の生きものとの共存について考察した内容。小林先生の著作と聞きさぞかし面白おかしく、だろうと思い込んでいたのだが、至極真面目な展開である。野生動物との共存についてとても興味がある私は、...

動物行動学者の著者が、動物との触れ合いや研究の上で、ホモサピエンスの進化的適応にも触れながら、今後の生きものとの共存について考察した内容。小林先生の著作と聞きさぞかし面白おかしく、だろうと思い込んでいたのだが、至極真面目な展開である。野生動物との共存についてとても興味がある私は、時折混じる小林節に翻弄されつつ、読み進めていった。今まで読んだ本の中で、最も『野生動物との共存の必要性』について説得力があり、いわゆるバイオフィリア(ヒトには生命あるいは生命のシステムについての関心や愛情を感じる精神特性のこと)の側面を多く持たない人も説得できるであろう、と感じた(たとえば本書にもあった南部町の地域活性化対策である)。ホモサピエンスは、狩猟採取時代に獲得したこの専門的思考回路を今こそ目覚めさせるべきではとも思ってしまった。 生きものはこれからも私たちホモサピエンスと密接に関わってくる。さまざまな恩恵を与えてくれる生きものとの共存のために、ずっと考え続けたいテーマである。

Posted by ブクログ

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