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百年厨房
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2022/04/20 |
JAN | 9784093866422 |
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百年厨房
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商品レビュー
3.6
32件のお客様レビュー
いろいろ粗っぽさはあるけれど・・・ 気にせずこの世界に寄り添えば、勢いがあって読み心地のよい物語でした。 是非とも再訪したい場所の一つになっている大谷資料館の圧倒的な景観を思い出しながら読み進めました。
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大谷石と宇都宮界隈でのストーリー。 主人公の出生についてもう一捻りあっても良かったかな。 一番気になったのは冷やしコーヒーです。 これらのメニューをどこかで復活して欲しい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館貸出口脇の展示架に展示されていた小説。作者のプロフィールに、この小説が第3回 「日本おいしい小説大賞」受賞作とあったので手に取ってみた。最初の10数ページを読んでみて、面白そうに思えたので借りた。 この小説、私のような宇都宮に関係の無い者でも面白く読めたので、宇都宮出身者の人や現在宇都宮に住んでいる人達には、尚更面白いと感じるのではないだろうか?ある意味ご当地ネタ的なところはあるが、関東大震災前後の宇都宮市大谷町やその近辺の風景、雰囲気も、結構解り安く面白く描かれていると思う。宇都宮には行ったことがないので現在の宇都宮の風景も雰囲気も分からないし、勿論、大正時代の宇都宮は写真でも見たことがないから、本当のところはよく分からないけど。 またこういった美味しいそうな食べ物を、ストーリー構成の大事な要因の1つとして描いている小説の多くの場合、その食べ物は、例えばメニューにメインとして出せるような料理とか、食材或いはレシピが素晴らしいとか、つまり高級料理店でも出せるような凄い料理だったりするが、この小説に出てくる食べ物は、いわゆるB級グルメ。それも大正時代、栃木県限定と言うか栃木県ならではの食べ物。この小説に出てくる食べ物には、クリームコロッケのような一般的な物にしても、ちょっとしたアレンジを加え宇都宮市大谷町風というキャッチフレーズを付ける。ただ、美味しいそうなので良いけど。 登場人物にしても、人生を斜にかまえて生きている主人公の石庭大輔を始め、郷土愛溢れる篠原紫、大正時代からタイムスリップしてきた松島文、母親と養父に邪魔者扱いされてきたルナ、幼少の頃より隣の石庭家を覗いていたヨシエ婆等々、問題ありそうな人達ばかりだが、宇都宮市大谷町という場所にいて魅力的に見える。 とにかく栃木県宇都宮市大谷町が舞台であることで、なおさら面白くなった小説で、何も考えず、描かれたストーリーをそのまま楽しめば良い小説だと思う。
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