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夕凪の街 桜の国(新装版) ゼノンCDX
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夕凪の街 桜の国(新装版) ゼノンCDX

こうの史代(著者)

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夕凪の街 桜の国(新装版) ゼノンCDX

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 コアミックス
発売年月日 2022/04/20
JAN 9784867203699

夕凪の街 桜の国(新装版)

¥275

商品レビュー

5

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2025/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とてもよかった。短いし、漫画で絵がきれいでかわいらしいから、何度でも読んでしまう。原爆の本にありがちなグロテスクな表現はほぼない。悲惨さを表すシーンはデフォルメされていて、出てくる人物も根が良い人ばかり。何度も読むから、ほのぼのとした場面もしんどい場面も覚えてしまった。 “ほいで あんたあどこへ居りんさったん? なんであんたァ 助かったん?” と年老いて病気になって、自分の孫も誰だか分からなくなった状態になった時、幼くして原爆で亡くした子の友達だと思って孫に話しかけるところとか、 “嬉しい? 「やった!またひとり殺せた」とちゃんと思うてくれとる? ひどいなぁ わたしは死なずにすんだひとかと思ったのに” と10年後に死んでいった女性(さっきのおばあちゃんの二番目の娘。幼くして亡くなったのは三番目の娘)とか 何十年にも渡ってその時々で痛みがずーっとあり、平和な日常に見せようと本人が努めているだけでそれぞれに苦しみがあると記憶に残る本だった。幸せが手に入りそうな時にあの時の事を思い出す場面は原爆に限らずトラウマを持つ人にも当てはまると思う。 この本とは別で、被爆者の手記などリアルな話はもっとずっと酷いものもあったけどこれはこれでよかった。とくに作者の文庫本あとがきに代えてで、 “描くどころか知ることすら「おこがましい」とずっと考えてきたのです” とあり、それだ、と思った。いくら知ったところでと思ったり、結局は政治の話になるし、とか、だいたい話題に出すのもなんとなく憚られ、かといって自分に「日本人として」みたいな大義名分も持ってない。そりゃ原爆について賛成ではないことは確かだけど別に何か強い意志もないしなぁって。 それで、そのあとがきの続きに “「思い出したくない」「語りたくない」からといって、「知って欲しくない」わけでは決してない、ということがだんだん判ってきました。” とあって、すごく腑に落ちた。その言葉で、原爆の本を読もうとするときの微妙な罪悪感が薄らいだ気がした。それなら興味がある限り読み続けようと思う。こういう話があったと覚えれるだけ覚えておこうとも思える。 そんな感じで自分の考えが少し軟化したからこの本に会えてよかった。 ※私が読んだのは2008年4月20日発行、双葉文庫、本体476円+税のやつだからちょっとちがうかもしれない。

Posted by ブクログ

2025/01/18

名作。原爆の時代の話はもちろん悲しいし読んでてつらいんだけど、現代を生きる主人公の希望を感じさせる終わり方がいいよ〜。

Posted by ブクログ

2023/09/02

とっても胸が苦しくなった。 でも、読まなくてはいけないものだと思う。 日本人が、世界の人が読むべき漫画。

Posted by ブクログ