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脱北航路
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月村了衛(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2022/04/13
JAN 9784344039452

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商品レビュー

4.1

60件のお客様レビュー

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2024/10/19

こちらはかなさんからオススメしていただいた作品╰(*´︶`*)╯♡ やっと読めましたー! いつもありがとうございます♪ 私が今まで手にした月村さんの作品は実際にあった事件をもとにした作品ばかりで、今までなんとなく見ていたニュースでの出来事がぐっと身近になるという意味でいろんな...

こちらはかなさんからオススメしていただいた作品╰(*´︶`*)╯♡ やっと読めましたー! いつもありがとうございます♪ 私が今まで手にした月村さんの作品は実際にあった事件をもとにした作品ばかりで、今までなんとなく見ていたニュースでの出来事がぐっと身近になるという意味でいろんな刺激をもらえる作家さんです。いつも読んでよかったなと思わせてくれます。 今回は四十五年前に北朝鮮に連れ去られた拉致被害者と亡命を図る北朝鮮の軍人たちの物語 外国の話は人の名前が入ってこないので苦手なんですが、今回はスピード感がすごくて、もうわからないのも無視して読み進めてました。それぐらいの臨場感でした。面白かったです! 潜水艦での戦いは詳しくないですが、状況が目に浮かび、手に汗握る戦いに目が離せませんでした。 最後はもう泣いてました。。 この話はフィクションですが 実際にこんな日が来ることを願わずにはいられません。 いやもうすでに似たようなことは起きてて、ここまで知らされてないだけかもしれない。 日本政府の覚悟が決まらなくて救出に失敗しててもおかしくない。 とかいろいろ想像しちゃいますよね こういう作品を読むと より日本の政治家が嫌いになります 日本人一人一人の想いが向いてる方向と 国はどうして違う方向に行ってしまうんでしょう、、、 あとあまり北朝鮮のことは知らなかったんですが、本当にこういう生活なんだろうなというリアリティがありました。 すごく勉強になりました! もう少し他の月村さんの本も読んで、世界を広げていきたいです(*´ー`*) またオススメあれば教えて下さい♪

Posted by ブクログ

2024/06/01

 前から読んでみたかった月村了衛さんの作品、まずはこの作品を図書館から借りてきました。あまりのスケールの大きさに、読んでいて圧倒されました。  北朝鮮の軍事演習にあわせて、政治指導員の辛吉夏(シン・ギルハ)大佐は、45年前日本から拉致された広野珠代を潜水艦11号に秘密裏に乗せる...

 前から読んでみたかった月村了衛さんの作品、まずはこの作品を図書館から借りてきました。あまりのスケールの大きさに、読んでいて圧倒されました。  北朝鮮の軍事演習にあわせて、政治指導員の辛吉夏(シン・ギルハ)大佐は、45年前日本から拉致された広野珠代を潜水艦11号に秘密裏に乗せることで、日本への亡命を画策する。潜水艦11号には、艦長の桂東月(ケ・ドンウォル)大佐以下、祖国に不満や反抗心を頂いている乗組員もいた…。老朽化した潜水艦11号は朝鮮人民軍からの猛攻撃を受けことになるが、その結末は…。  北朝鮮という国に嫌悪感を抱き、さらに亡命を受け容れる側の日本の政治勢力にもまた苛立ちを感じました。45年前の拉致被害者、広野珠代さんの叫びに涙しました。だけど、目の前に困っている、このままでは命さえ危ぶまれる人がいる…国なんてどうでもいい、ただ助けたい!!その思いだけで、突き進む岡崎さんと山本さんには熱いものを感じました。そして巡視船いわみの鈴本船長にも…。あぁ~すごくカッコいい!!よい読書時間を持てました。

Posted by ブクログ

2024/01/21

北朝鮮海軍の潜水艦操船上の複雑な技術や周辺国との領海規則など、又北朝鮮国民の実情、軍の統制体制や海軍内部の兵員の本音について、作者はこの本を書くにあたって相当綿密に研究し情報収集を積み重ねたことが伺える。物語は日本の国民的悲願を背景に時機をえた希望的なストーリー構成で、かつ現実感...

北朝鮮海軍の潜水艦操船上の複雑な技術や周辺国との領海規則など、又北朝鮮国民の実情、軍の統制体制や海軍内部の兵員の本音について、作者はこの本を書くにあたって相当綿密に研究し情報収集を積み重ねたことが伺える。物語は日本の国民的悲願を背景に時機をえた希望的なストーリー構成で、かつ現実感溢れる作り込みになっている。潜水艦の精鋭搭乗員チームが日本へ脱出亡命するのに45年前の拉致被害者「横田めぐみ」さんを利用するという筋書きである。 テンポが速く緊張感のある、痛快なドラマであり、 読者は早々に引き込まれる。 読後、めぐみさんやお母さん、そして高齢な被害者救済の人達のことを考えると、早くこのようになってくれればと思うこと頻りである。 日本の警察・海上保安隊や自衛隊の当事者意識のない官僚的対応、そして何よりも政治家の酷さはフィクション上のバイアスなのか、政権の被害者救済の実際はどうなっているのか疑問が残る。やはり、この問題でも日本の政治に対する不信は増えることはあっても減ることはない。

Posted by ブクログ

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