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ひとりの双子
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ひとりの双子

ブリット・ベネット(著者), 友廣純(訳者)

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ひとりの双子

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2022/03/26
JAN 9784152100900

ひとりの双子

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商品レビュー

3.6

19件のお客様レビュー

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2024/06/26

アメリカの歴史的背景をアメリカ文学を通して知ってると、この本の重さが分かるのかなぁ。 カラーブラインド、パッシング、人種的差別。 島国の日本にはあまり馴染みがないもんだもんなぁ。 むらはちぶーとか、身分制度ーとか、そんなのを頼りに読むには、浅い気がする。 なので、勉強不足のわたし...

アメリカの歴史的背景をアメリカ文学を通して知ってると、この本の重さが分かるのかなぁ。 カラーブラインド、パッシング、人種的差別。 島国の日本にはあまり馴染みがないもんだもんなぁ。 むらはちぶーとか、身分制度ーとか、そんなのを頼りに読むには、浅い気がする。 なので、勉強不足のわたしには星3個。物語は特に山場があるわけでもないので、たんたんとすすんでいく。

Posted by ブクログ

2024/02/25

これまで知らなかった世界! 差別が根深い以上 白人でいられるならいたいのね… 切ないけどアメリカの現実。

Posted by ブクログ

2023/10/15

日本に生まれ育った人は、大抵見た目で人種を判断している。白人に見えれば白人だと思う。しかし人種というものに科学的根拠はなく、人間を人種で分けることは意味がないどころか危険なことだと考える人も増えている。アメリカでも現在はそうだろう。 しかし、ほんの少し前まではそうではなかった。 ...

日本に生まれ育った人は、大抵見た目で人種を判断している。白人に見えれば白人だと思う。しかし人種というものに科学的根拠はなく、人間を人種で分けることは意味がないどころか危険なことだと考える人も増えている。アメリカでも現在はそうだろう。 しかし、ほんの少し前まではそうではなかった。 ジム・クロウ法(ワンドロップルール)により、一滴でも黒人の血が入れば、黒人と決まっていた。それがいかに個人や社会に浸透していて、人々を苦しめ、混乱させたかをリアルに感じられる物語だった。 見た目はそっくり、ということは見た目はほぼ白人だった双子が一人は白人(に成りすました、と描かれる)、一人は黒人のまま生きる。それが、彼女たちだけでなく、子どもたちの人生にも影響していく。 この小説が双子のデジレーとステラを描いただけだったらありきたりなものになったかもしれない。しかし、その子どもたちまでを描いたから、深みのあるものとなっている。一人は「タールベイビー」と呼ばれるほど黒く、一人はブロンドでスミレ色の瞳を持つ。この二人の人生が何度か交わるところが妙味となっている。 黒人同士で色が薄い方が価値があると考える、なんて聞いたらバカバカしいと感じるかもしれない。しかし、じゃあ私たちの中にそういう感覚はないか?あるだろう。私たちだけでなく世界のあらゆる時と場所でも。そんな差別意識を炙り出す作品でもあった。

Posted by ブクログ

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