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山の音 新版 新潮文庫
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山の音 新版 新潮文庫

川端康成(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2022/03/28
JAN 9784101002422

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商品レビュー

3.2

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2025/12/22

62歳の尾形信吾は、物忘れや体力の低下によって、老いをひしひしと感じています。 信吾の心の支えは、一緒に暮らす息子の嫁菊子。 菊子は、信吾が昔恋した、妻の美貌の姉によく似ていました。 しかし、息子には外に女がおり、そこへ嫁に行った娘が二人の孫を連れ実家に帰ってきて・・・。 父親の...

62歳の尾形信吾は、物忘れや体力の低下によって、老いをひしひしと感じています。 信吾の心の支えは、一緒に暮らす息子の嫁菊子。 菊子は、信吾が昔恋した、妻の美貌の姉によく似ていました。 しかし、息子には外に女がおり、そこへ嫁に行った娘が二人の孫を連れ実家に帰ってきて・・・。 父親の視点から描く、家族のあり様。 戦後日本文学の最高峰と評された作品です。 62歳で老いかぁ。 川端康成の文章は、とても美しいです。

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2025/12/06

日本的感性と評されるだけある…! 主人公の教養の高さと節々の日本の情景が美しすぎて、日本の風景、そして美的感覚は良いなあと改めて思わされた。 今じゃ到底あんな生活できないけれど、隠居したらこんな生活したいなと妄想してみたり。 起承転結がないからこそ(連載作品ゆえらしい)、心の...

日本的感性と評されるだけある…! 主人公の教養の高さと節々の日本の情景が美しすぎて、日本の風景、そして美的感覚は良いなあと改めて思わされた。 今じゃ到底あんな生活できないけれど、隠居したらこんな生活したいなと妄想してみたり。 起承転結がないからこそ(連載作品ゆえらしい)、心の機微に注目してただ読むみたいな、脳死で疲れたときにも読みやすい。初めての川端作品だったけどサクッと読めたし、他の本も読んでみたい。

Posted by ブクログ

2025/10/29

10/29/2025 川端康成の鋭い感性、日本語の美しさが際立った作品だった。話は家で主に進むのだけれど、娼婦、男娼、アメリカ人など戦後の闇の部分も入れていた。ただ、修一は最低だと思った。確かに戦争は精神を崩壊に近い形にさせたかもしれない。でも、やっていいことと悪いことがある。絹...

10/29/2025 川端康成の鋭い感性、日本語の美しさが際立った作品だった。話は家で主に進むのだけれど、娼婦、男娼、アメリカ人など戦後の闇の部分も入れていた。ただ、修一は最低だと思った。確かに戦争は精神を崩壊に近い形にさせたかもしれない。でも、やっていいことと悪いことがある。絹子には同情しかない。勝手気ままに生きてきたとあるが、そうしなければ生きていけなかっただけであって、自分から望んだわけではないのではないか。 菊子に対する慎吾の思い、恋心というか親心寄り。保子の姉に憧れていたが、義兄に憧れていた似ても似つかない妹と結婚した。こんな始まり方でも夫婦は続いた。子供達は失敗しているのに。戦後の人々の変化も影響してるだろうし、女性は支配するものではなくなったことも大きいと思った。 老いと死は誰しも避けられないこと。今までと何ら変わらない日常の中でそれは突如として襲ってくる。どう生きるのが正解なのか、正解だったのかは考えてもわからないだろう。

Posted by ブクログ