- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 文庫
- 1225-06-02
山の音 新版 新潮文庫
定価 ¥825
330円 定価より495円(60%)おトク
獲得ポイント3P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品【送料無料】
店舗受取なら1点でも送料無料!
店着予定:1/4(日)~1/9(金)
店舗到着予定:1/4(日)~1/9(金)
店舗受取目安:1/4(日)~1/9(金)
店舗到着予定
1/4(日)~1/9
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
1/4(日)~1/9(金)
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2022/03/28 |
| JAN | 9784101002422 |
- 書籍
- 文庫
山の音 新版
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
山の音 新版
¥330
在庫あり
商品レビュー
3.2
7件のお客様レビュー
62歳の尾形信吾は、物忘れや体力の低下によって、老いをひしひしと感じています。 信吾の心の支えは、一緒に暮らす息子の嫁菊子。 菊子は、信吾が昔恋した、妻の美貌の姉によく似ていました。 しかし、息子には外に女がおり、そこへ嫁に行った娘が二人の孫を連れ実家に帰ってきて・・・。 父親の...
62歳の尾形信吾は、物忘れや体力の低下によって、老いをひしひしと感じています。 信吾の心の支えは、一緒に暮らす息子の嫁菊子。 菊子は、信吾が昔恋した、妻の美貌の姉によく似ていました。 しかし、息子には外に女がおり、そこへ嫁に行った娘が二人の孫を連れ実家に帰ってきて・・・。 父親の視点から描く、家族のあり様。 戦後日本文学の最高峰と評された作品です。 62歳で老いかぁ。 川端康成の文章は、とても美しいです。
Posted by 
日本的感性と評されるだけある…! 主人公の教養の高さと節々の日本の情景が美しすぎて、日本の風景、そして美的感覚は良いなあと改めて思わされた。 今じゃ到底あんな生活できないけれど、隠居したらこんな生活したいなと妄想してみたり。 起承転結がないからこそ(連載作品ゆえらしい)、心の...
日本的感性と評されるだけある…! 主人公の教養の高さと節々の日本の情景が美しすぎて、日本の風景、そして美的感覚は良いなあと改めて思わされた。 今じゃ到底あんな生活できないけれど、隠居したらこんな生活したいなと妄想してみたり。 起承転結がないからこそ(連載作品ゆえらしい)、心の機微に注目してただ読むみたいな、脳死で疲れたときにも読みやすい。初めての川端作品だったけどサクッと読めたし、他の本も読んでみたい。
Posted by 
10/29/2025 川端康成の鋭い感性、日本語の美しさが際立った作品だった。話は家で主に進むのだけれど、娼婦、男娼、アメリカ人など戦後の闇の部分も入れていた。ただ、修一は最低だと思った。確かに戦争は精神を崩壊に近い形にさせたかもしれない。でも、やっていいことと悪いことがある。絹...
10/29/2025 川端康成の鋭い感性、日本語の美しさが際立った作品だった。話は家で主に進むのだけれど、娼婦、男娼、アメリカ人など戦後の闇の部分も入れていた。ただ、修一は最低だと思った。確かに戦争は精神を崩壊に近い形にさせたかもしれない。でも、やっていいことと悪いことがある。絹子には同情しかない。勝手気ままに生きてきたとあるが、そうしなければ生きていけなかっただけであって、自分から望んだわけではないのではないか。 菊子に対する慎吾の思い、恋心というか親心寄り。保子の姉に憧れていたが、義兄に憧れていた似ても似つかない妹と結婚した。こんな始まり方でも夫婦は続いた。子供達は失敗しているのに。戦後の人々の変化も影響してるだろうし、女性は支配するものではなくなったことも大きいと思った。 老いと死は誰しも避けられないこと。今までと何ら変わらない日常の中でそれは突如として襲ってくる。どう生きるのが正解なのか、正解だったのかは考えてもわからないだろう。
Posted by 
