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鎌倉幕府と室町幕府 最新研究でわかった実像 光文社新書1186
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2022/03/17 |
JAN | 9784334045944 |
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鎌倉幕府と室町幕府
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商品レビュー
4.5
5件のお客様レビュー
制度や権力構造に重きを置いて両幕府を比較することで、その特徴を浮き彫りにしようとする内容。テーマ毎に研究史と現在の到達点が分かりやすく整理されている良書。
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はじめに――熱い時代の先に 第一章 部分的な存在としての鎌倉幕府 木下竜馬 対立<協調 皇位継承と公家政権 介入を呼び込む人々 公武にまたがる縁故 第二章 公・武の関係をどうとらえるか 山田徹 武家側の視角 公家側の視角 第三章 鎌倉時代の「守護」とは何だったのか 木下竜馬 守護...
はじめに――熱い時代の先に 第一章 部分的な存在としての鎌倉幕府 木下竜馬 対立<協調 皇位継承と公家政権 介入を呼び込む人々 公武にまたがる縁故 第二章 公・武の関係をどうとらえるか 山田徹 武家側の視角 公家側の視角 第三章 鎌倉時代の「守護」とは何だったのか 木下竜馬 守護は影が薄い 守護の特定と国衛吸収 守護は過大評価されているのか 第四章 守護は地方にいなかった? 谷口雄太 守護領国制論→室町幕府ー守護体制論 熱き議論の果てに 第五章 滅亡は必然か? 偶然か? 木下竜馬 全盛期のなかでの滅亡 滅亡の必然性 専制化 第六章 存続と滅亡をめぐる問い 川口成人 存続を支えた人々 戦国日本のなかの将軍・幕府 畿内近国の実力者たち 座談会 鎌倉幕府と室町幕府はどちらが強かったのか?
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気鋭の若手日本中世史研究者4人が、鎌倉幕府と室町幕府を比較しながら、両幕府に関する近年の研究成果を整理。 自分は日本史好きであるものの、鎌倉・室町時代は最も興味がない門外漢だが、鎌倉・室町幕府を巡る研究史の流れがよく理解できたし、通説が塗り替えられていく歴史学研究のダイナミズムが...
気鋭の若手日本中世史研究者4人が、鎌倉幕府と室町幕府を比較しながら、両幕府に関する近年の研究成果を整理。 自分は日本史好きであるものの、鎌倉・室町時代は最も興味がない門外漢だが、鎌倉・室町幕府を巡る研究史の流れがよく理解できたし、通説が塗り替えられていく歴史学研究のダイナミズムが感じられ、かなり面白かった。 従来の通説が階級闘争的・二項対立的なマルクス主義歴史学の影響を強く受けていて、冷戦終結後にそれを超克せんとする多様な実証的研究が開花したという研究史の流れを再認識した。 ただ、64頁の天皇家系図で室町時代の最重要天皇ともいえる後小松天皇が漏れているのは玉に瑕であった。
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