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海を越えたジャパン・ティー 緑茶の日米交易史と茶商人たち
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海を越えたジャパン・ティー 緑茶の日米交易史と茶商人たち

ロバート・ヘリヤー(著者), 村山美雪(訳者)

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海を越えたジャパン・ティー 緑茶の日米交易史と茶商人たち

定価 ¥2,750

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 原書房
発売年月日 2022/03/09
JAN 9784562071487

海を越えたジャパン・ティー

¥1,980

商品レビュー

3.5

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みんなの感想まとめ
  • 海洋貿易史
  • 緑茶文化
  • アメリカ消費社会
  • 茶商人の視点
  • 日本茶の受容
  • シカゴの緑茶
  • 人気商品歴史
  • 19世紀の食文化
  • 貿易の影響
  • 日米関係の変遷

19世紀後半、アメリカで日本の緑茶が紅茶よりも人気を博していたという意外な歴史が描かれています。著者は、当時の茶貿易の様子や、緑茶がアメリカ社会でどのように受け入れられていたかを詳しく紹介し、特にシカゴを中心とした地域での消費の広がりに焦点を当てています。緑茶は、1880年代にはすべての階層に手の届く商品となり、温かい緑茶にミルクと砂糖を加えて楽しむスタイルもあったことが伝えられます。

また、緑茶の販促活動に用いられたトレーディングカードには、当時の文化や社会情勢が反映されており、特に日本人に対する好意的な描写が印象的です。しかし、日中戦争やネガティブキャンペーンにより、緑茶のシェアは失われていく様子も描かれ、茶の歴史が持つ深い背景に迫ります。これらの知見は、緑茶がどのようにしてアメリカの文化に根付いていたのかを再考させるきっかけとなります。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2022/10/30

日本の緑茶が19世紀後半にアメリカで大きなシェアをもっていたことが驚きだった。明治の日本の生糸と並ぶ輸出品目だったとのことである。 そのシェアをインド・スリランカの英国植民地での紅茶栽培により、ネガティブキャンペーンで失いつつあったこと。日中戦争による日本への悪感情の高まりに、...

日本の緑茶が19世紀後半にアメリカで大きなシェアをもっていたことが驚きだった。明治の日本の生糸と並ぶ輸出品目だったとのことである。 そのシェアをインド・スリランカの英国植民地での紅茶栽培により、ネガティブキャンペーンで失いつつあったこと。日中戦争による日本への悪感情の高まりに、アメリカのシェアを紅茶に奪われつつあり、それを巻き返すために、緑茶にビタミンCが豊富に含まれるなどの健康キャンペーンをし、同時に日本国内での市場が増やしたことで、それまで手軽に飲んでいた番茶から煎茶への転換が起こったこと、太平洋戦争によりアメリカでの市場がほぼ完全に失われたことなどがわかった。 特に明治時代に輸出していた緑茶に、中国人技術者の指導の下、プルシャンブルーが添加されていたこと、その工場が広東にあったことが驚きであった。日本のプルシャンブルーの輸入にはどのように関係していたか、調べてみたい。

Posted by ブクログ

2022/10/11

アメリカで緑茶を飲むようになったのは最近のことかと思っていたら、そうではなかった。 19世紀にはアメリカでは、紅茶よりも緑茶を好んで飲む人が多かったそうだ。特にシカゴを中心とした中西部で、人口増加、経済発展により、日本から輸入された緑茶の消費の中心地になった。 ...

アメリカで緑茶を飲むようになったのは最近のことかと思っていたら、そうではなかった。 19世紀にはアメリカでは、紅茶よりも緑茶を好んで飲む人が多かったそうだ。特にシカゴを中心とした中西部で、人口増加、経済発展により、日本から輸入された緑茶の消費の中心地になった。 温かい緑茶にミルクと砂糖を入れて飲んでいたそうだが、アメリカ人に話しても日本人に話しても驚きの反応を見せるそうだ。 1880年代には、緑茶はアメリカのすべての階層にとって手の届く、民主的な商品だったと著者は述べている。 長い歴史があったとは知らなかっただけに新たな発見だ。 お茶の販促活動の一環としてトレーディングカードを利用していたことだ。 トレーディングカードに描かれていたのは、自然の風景、愉快な場面、アメリカ大統領などの著名人の絵柄などだ。 中には時代を感じさせるものもあった。例えば、中国人は、当時アメリカ国内の中国人への偏見を反映していた。それに対して、日本人に関しては、好意的に描かれていたそうだ。 その後、インドとセイロンの紅茶を買わせようと日本と中国の茶は悪いというネガティブキャンペーンで、人気が下がった。 緑茶をめぐる日本とアメリカ社会の事情がわかって興味深かかった。

Posted by ブクログ

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