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水木しげるのラバウル従軍後記 トペトロとの50年
定価 ¥2,530
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2022/03/09 |
JAN | 9784120055140 |
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水木しげるのラバウル従軍後記
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水木しげるのラバウル従軍後記
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ゲゲゲの鬼太郎で有名な水木しげるの、自身の戦地経験から端を発したニューギニアのラバウルでの地元民トペトロとの交流を中心に本にまとめたもの。 戦地の悲惨さや、戦争の体験は少なめにし、それよりもそこで知り合ったトペトロや地元民との交流を写真や絵で補足しながら描き、それが実に50年...
ゲゲゲの鬼太郎で有名な水木しげるの、自身の戦地経験から端を発したニューギニアのラバウルでの地元民トペトロとの交流を中心に本にまとめたもの。 戦地の悲惨さや、戦争の体験は少なめにし、それよりもそこで知り合ったトペトロや地元民との交流を写真や絵で補足しながら描き、それが実に50年に渡っていることがまさに奇跡で素晴らしい。 文章から本当にラバウルで生きていこうとしていたことや、果てはトペトロの喪主までも行い、また行きすぎた文明や戦争への批判もあり、それが飾らないだけに余計に伝わってくる。 果たして年や国を経ても、自分はそのような付き合いが出来ることが出来るのであろうかと考えたら、とても及ばなく、水木しげるの年をとっての情熱や人付き合いの大切さには感服するしかない。
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水木しげるが戦時中ラバウルで出会った現地人トペトロとその後50年にわたる交流を綴ったエッセイ ラバウル従軍の様子やそこで左腕を失くしたことなどが淡々と綴られており、その単調な語り口がゾッとした また戦地での食糧難やマラリアによる疾病、ともに従軍している人たちが亡くなっていく様子も...
水木しげるが戦時中ラバウルで出会った現地人トペトロとその後50年にわたる交流を綴ったエッセイ ラバウル従軍の様子やそこで左腕を失くしたことなどが淡々と綴られており、その単調な語り口がゾッとした また戦地での食糧難やマラリアによる疾病、ともに従軍している人たちが亡くなっていく様子も怖かった その後現地の人との交流には心があたたかくなったり、トペトロの葬式を執り行い喪主となったことなども描かれていた 戦後の殺伐とした世の中とそのなかで生きてきた水木しげるのフラットな目線が余計に当時の様子を如実に伝えてきた。当然のことだけれど戦争は恐ろしいし一番踏みにじらるのは市井の人たちなんだな
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50年も関係を続けることができるなんて、同じ国に住んでいてその気になればすぐ連絡が取れる人とでもなかなか難しいことなのに、水木さんのコミュニケーション能力だったり、行動力に感心する。後世に残すべき重要な記録だ。
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