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敗北からの芸人論
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2022/02/28 |
| JAN | 9784103544418 |

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商品レビュー
3.8
17件のお客様レビュー
タイトルが宜しくない。
2022年4月読了。 最近は「ゴッドタン」くらいでしかお見掛けしなくなった徳井さんが『芸人論』を書いたと云うので、どんな角度から語られるのか期待しながら読んだ。 感想としては、同業者でこれだけ優しい目線で評論を書く人は相当稀有なことではと思った。 普通に考えれば、ど...
2022年4月読了。 最近は「ゴッドタン」くらいでしかお見掛けしなくなった徳井さんが『芸人論』を書いたと云うので、どんな角度から語られるのか期待しながら読んだ。 感想としては、同業者でこれだけ優しい目線で評論を書く人は相当稀有なことではと思った。 普通に考えれば、どうしてもその人自身の「お笑い観」の様な物差し(=笑いの技術基準)で測ってしまうため、(例えスゴいと思う芸人に対してでも)必ずしも良い所ばかりには映らない筈だと思うのだが、彼はひたすらに褒めまくっているのだ。 文中で「同じ道を歩む者として、例え苦難の道が続いていても、諦めて(辞めて)欲しくない」と云う旨の言葉が何度も書かれていて、 それを読んで、この本は『芸人論』ではなく『未だ陽の目を見られぬ芸人への応援歌』なのだなと感じた。 つまり、この中で採り上げられた芸人への個々の論評ではなく寧ろ、今現在も奮闘中の無名の多くの芸人達へ、「この人達みたいに成れる様に頑張れよ」と語っている本だと思う。 それぐらい彼の目線は優しく、言葉も温かい。 それはそれで良いのだが、「腐れ芸人徳井」が何を語るのかを期待していた自分には、全く違うベクトルの本に感じてしまったのは非常に残念。 雑誌の連載と云う事情があるにせよ、一組辺りの文量が少なく、物足りなく感じられた点もマイナス。 折角本に纏めるなら、もう少し加筆修正すれば良かったのに、編集側が出版を急ぎ過ぎたのかな…。 語られている内容自体に文句を付ける積もりは更々無いが、 「こいつ、メッチャええ奴やで」「この人が又スゴく良い人で…」ばかりを連発する「A-STUDIO」の鶴瓶師匠を眺めていた様な読後感だった。 キレッキレの批評を期待している向きの方にはお奨め出来ないかなぁ。 それと、もう少し相方への言及も欲しかったです。
左衛門佐
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
同じ所属である吉本芸人についての考察は、なるほどと思うことが多かった。 特に、筆者と同郷で吉本の先輩である加藤浩次氏については、TVでは流れない彼の言葉が多く紹介されていて、私には刺さるものも多かった。 また、あとがきの中の「売れるということは、必ず誰かの屍の上に存在する」(p250)という言葉は重かった。これからも、「芸人」という仕事の光と影を、喫茶店のマスターのように見守りながら伝えていってほしいと思う。
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実に面白かった。 著者は芸人をよく見てる、よく考えてる、そして芸人へのとびきりの愛がある。 見て考えるだけではなくてちゃんと咀嚼して自分なりの結論を導き出している。 そしてそれを伝えるだけの言語化もできている。 芸人論、お笑い論としてももちろん面白いが、それにとどまらずに、生...
実に面白かった。 著者は芸人をよく見てる、よく考えてる、そして芸人へのとびきりの愛がある。 見て考えるだけではなくてちゃんと咀嚼して自分なりの結論を導き出している。 そしてそれを伝えるだけの言語化もできている。 芸人論、お笑い論としてももちろん面白いが、それにとどまらずに、生き方への示唆に富む自己啓発本だ。しかも極上の。 この本から得た、読書メモはこれまで読んだ中でもかなり多く書き留めた方の作品だ。 またいつか悩んだ時にはページを開きたいと思う。
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