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春のこわいもの
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川上未映子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2022/02/28
JAN 9784103256267

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商品レビュー

3.3

128件のお客様レビュー

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2024/08/19

終始ふわふわと、うっすら怖い物語が続く短篇集。 川上未映子さんの本だってわかって読んでるのに、途中「あれ?川上弘美さんの本だっけ?」と一瞬思ったりした。(読書好きなら解ってくれそう) 超短篇に近いものから、中篇に近い短篇まで、並びの妙がよかった。 すっきり解決してお話終了、みた...

終始ふわふわと、うっすら怖い物語が続く短篇集。 川上未映子さんの本だってわかって読んでるのに、途中「あれ?川上弘美さんの本だっけ?」と一瞬思ったりした。(読書好きなら解ってくれそう) 超短篇に近いものから、中篇に近い短篇まで、並びの妙がよかった。 すっきり解決してお話終了、みたいなのを求める人はたぶん苦手な系統のお話が並ぶ。元から薄い墨がどんどんかすれていって消えていく…みたいな物語群、私はとても好きです。 「あなたの鼻がもう少し高ければ」「娘について」の2篇はわりと長めだけど、とりわけ印象的だったのはこの2篇。 言いようのない、違和感の怖さ。だけど、その答え合わせがないところが、素晴らしくいい。 結局は…?という気持ちのまま、ふっと途切れて、置いていかれる感じ。 雰囲気ものなので、詳しいレビューを書くよりは、読んで感じてもらいたい系統の小説。 現実にも転がっている「こわいもの」と繋がっていきそうなこわいものたちの世界。 表紙がまくらなのは…夢を見ているよう、ということ?

Posted by ブクログ

2024/08/04

パンデミック初期の、感染症が一番こわがられていた時期 それと関係あるようでないような個人ミクロの生活 これは全然関係ないけど、スマホのこと、一貫して"電話"って呼んでた 最後まで読んでもよくわからなかった… 大して造詣も深くないのに、かっこつけて現代美術館に...

パンデミック初期の、感染症が一番こわがられていた時期 それと関係あるようでないような個人ミクロの生活 これは全然関係ないけど、スマホのこと、一貫して"電話"って呼んでた 最後まで読んでもよくわからなかった… 大して造詣も深くないのに、かっこつけて現代美術館に行ってしまったときみたいな感じ 絵画や彫刻を目の前にしても「あー…すごい感じだねこれ」みたいな、言えば言うほど自分の感性や語彙力の乏しさがいやになるような 完敗でした

Posted by ブクログ

2024/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

コロナ感染拡大期初期、まだまだ営業自粛だの外出禁止だのが本格的になる前、それでも次第に閉塞感をあらわにしつつあった世情を切り取った短編集。 それぞれの物語にコロナの雰囲気があるものの、風味付け程度。それでも各短編ともに何とも言えない不自由さ、居心地の悪さを醸し出す。好悪は別としてその居心地悪さ感は絶妙かつ巧みに不快。 正直苦手な雰囲気で、好んで読みたい作風ではないが(川上未映子全部の作品がこうではなかったはず)、文章の巧みさで読ませる。

Posted by ブクログ

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