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春のこわいもの
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春のこわいもの

川上未映子(著者)

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春のこわいもの

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2022/02/28
JAN 9784103256267

春のこわいもの

¥1,760

商品レビュー

3.3

130件のお客様レビュー

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2024/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

孤独、虚無感に満ちた独白。audibleで聴いていると、耳元で呪詛をかけ続けられているかのようでゾワリ。

Posted by ブクログ

2024/09/04

何者かを目指してしまうのは、とても苦しくて楽しくて惨めだよね、思ってしまう。 「娘について」で描かれる歪んだ嫉妬が、これでもかってくらい生々しくて、少し苦しくなる。

Posted by ブクログ

2024/08/19

終始ふわふわと、うっすら怖い物語が続く短篇集。 川上未映子さんの本だってわかって読んでるのに、途中「あれ?川上弘美さんの本だっけ?」と一瞬思ったりした。(読書好きなら解ってくれそう) 超短篇に近いものから、中篇に近い短篇まで、並びの妙がよかった。 すっきり解決してお話終了、みた...

終始ふわふわと、うっすら怖い物語が続く短篇集。 川上未映子さんの本だってわかって読んでるのに、途中「あれ?川上弘美さんの本だっけ?」と一瞬思ったりした。(読書好きなら解ってくれそう) 超短篇に近いものから、中篇に近い短篇まで、並びの妙がよかった。 すっきり解決してお話終了、みたいなのを求める人はたぶん苦手な系統のお話が並ぶ。元から薄い墨がどんどんかすれていって消えていく…みたいな物語群、私はとても好きです。 「あなたの鼻がもう少し高ければ」「娘について」の2篇はわりと長めだけど、とりわけ印象的だったのはこの2篇。 言いようのない、違和感の怖さ。だけど、その答え合わせがないところが、素晴らしくいい。 結局は…?という気持ちのまま、ふっと途切れて、置いていかれる感じ。 雰囲気ものなので、詳しいレビューを書くよりは、読んで感じてもらいたい系統の小説。 現実にも転がっている「こわいもの」と繋がっていきそうなこわいものたちの世界。 表紙がまくらなのは…夢を見ているよう、ということ?

Posted by ブクログ

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