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名探偵と海の悪魔
定価 ¥2,750
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2022/02/23 |
JAN | 9784163915074 |
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名探偵と海の悪魔
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商品レビュー
3.4
25件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・あらすじ 17世紀が舞台の怪奇ファンタジー+冒険小説+探偵ものミステリーという欲張りジャンルの作品。 バタヴィアからオランダへ総督一家をのせた帆船で起こる呪い、殺人、不可思議な現象を名探偵ではなくその助手と総督の妻が解決していく。 ・感想 トム翁と呼ばれる悪魔が絡む過去やら何やらが最後まで掴めなかった… 割とどの作品でも転までくれば世界観掴めるのにこれは最後までダメだった。 前作が好きだったから今回もとても期待してたんだけど…。 上下段組400P超えだけど後半まで変化がほぼ無く、思わせぶりが多かったのに、肩透かし感と色々盛り込みすぎて書きたいことが散らばってる印象だった。
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表紙を開くとそこには今回の舞台であるザーンダム号の断面図。プロローグにはオランダ東インド会社のことや貿易船の船旅の困難が軽く触れられていて、すぐにワクワクしてくる。そして物語は、過去に謎を解決してきた名探偵が捕らえられて地下牢からアムステルダム行きのザーンダム号へ連行されるところ...
表紙を開くとそこには今回の舞台であるザーンダム号の断面図。プロローグにはオランダ東インド会社のことや貿易船の船旅の困難が軽く触れられていて、すぐにワクワクしてくる。そして物語は、過去に謎を解決してきた名探偵が捕らえられて地下牢からアムステルダム行きのザーンダム号へ連行されるところから始まる。そして乗船前の港で、血に濡れた包帯とボロボロの衣類を纏った病者がザーンダム号には破滅がもたらされると警告を発した後、全身を炎に包まれ程なくして息絶える。最初の数ページでガシッと心をつかまれ、航海中の密室のガレオン船で起こる不穏な事件はどんなものかと先が気になる。正直一気読みとはいかなかったが、船内で繰り広げられる乗員や乗客の関係性や、航海の苦難とその中で起きる怪奇な事件など、過酷な船旅にかなり引き込まれた。 読み終えてみて、実は題名に抱く感じ方が読む前と変わっていた。読み始める前は特に何も違和感なく感じていたのだが、読み終えてみるとどこかしっくりこない。そして、原題を見て、スっと納得。個人的にはこのおかげでとっても良い具合にハマりこんだみたいで、物語の最後の展開に見事に驚かされた。無いみたいだけど、ちょっとこの続きも気になっちゃうな。
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主人公はミステリアスな生い立ちで謎が謎を呼ぶ展開。終盤まで先が読めず楽しめたが、謎解きというか結末はいまひとつ好みではなかった。有りがちかなと感じた。訳文は読みやすくてよかった。
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