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くらやみガールズトーク 角川文庫
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くらやみガールズトーク 角川文庫

朱野帰子(著者)

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くらやみガールズトーク 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2022/02/22
JAN 9784041114353

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商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2024/05/08

もやもやするーー!!そして、わかるーー!! って感じ。 オムニバス形式で8話からなる短編集。 ポップで可愛い表紙からは想像できない、ちょっとゾゾっとしてしまうようなお話ばかり。 どんな怖さっていうかというと、強いものに虐げられて踏みにじられてしまう女性たちの本音が、淡々としてて、...

もやもやするーー!!そして、わかるーー!! って感じ。 オムニバス形式で8話からなる短編集。 ポップで可愛い表紙からは想像できない、ちょっとゾゾっとしてしまうようなお話ばかり。 どんな怖さっていうかというと、強いものに虐げられて踏みにじられてしまう女性たちの本音が、淡々としてて、だけど静かな炎のように熱く揺らめく感じ。 諦めとか、でも堪え切れない憤りとか、愛情とか。 ある種の怨念?みたいなものを感じるんだよねー。 しかも、男性側は悪意がないと思ってるところがまた...。 あたしが印象的だったのは「花嫁衣装」 結婚したら当たり前のように夫の姓を与えられて、嫁にもらわれたとの名目のもと、まるで「モノ」のようにされてしまうのではないか、という不安と嫌悪感がものすごく怖い。 妊娠中、義父にお腹を触られ、「いつから私は勝手に身体を触られてもいいような人間になったのだろうか?」(本が手元にないので、ニュアンスです。) ってところは、ほんとにわかりすぎて、気持ち悪すぎて倒れそうになった...。。 そして夫は「悪い風にとらないでよ。」って、わかってくれない。。 怖いよーー。 でも各編、最後は希望があるラストだったりもするので、ズーンとはならないかな。

Posted by ブクログ

2024/03/21

女性が主人公のほの暗い話の短編集。 ひとつひとつが短くて読みやすい。 「花嫁衣装」 花嫁衣装が白いのは、一度死んで、婚家の人間として生まれ変わるという意味があるから。女性が姓を変えるのが当たり前の時代。でも、それまで一緒に生きてきた苗字を捨てていく作業は、自分が死んでいくように感...

女性が主人公のほの暗い話の短編集。 ひとつひとつが短くて読みやすい。 「花嫁衣装」 花嫁衣装が白いのは、一度死んで、婚家の人間として生まれ変わるという意味があるから。女性が姓を変えるのが当たり前の時代。でも、それまで一緒に生きてきた苗字を捨てていく作業は、自分が死んでいくように感じる。なんだかそのモヤモヤな当たり前は、変えていきたいところだと思う。 「藁人形」 呪の藁人形。恋は人を変えると言うけど、この短編は恋に狂わされる女性が多く描かれており、本作の主人公もそのひとり。 「獣の夜」「子育て幽霊」 子育ての壮絶さというか、母が命を削って子育てをしているのだなと感じる。 「変わるために死にゆくあなたへ」 カースト上位グループを祝福組と呼ぶのが斬新。ちな下位は「そうでない組」

Posted by ブクログ

2023/10/16

ライフステージが変わる度に、元の自分は死んでいく……結婚、出産、子育て、介護。 経験してることは殆ど無い(失恋のみ)なのに心に刺さるので、経験者だともっと心にくるんだろうと思います。 「鏡の男」と「花嫁衣装」の描写がキツくて読むのを諦めそうになりましたが、「獣の夜」「子育て幽霊」...

ライフステージが変わる度に、元の自分は死んでいく……結婚、出産、子育て、介護。 経験してることは殆ど無い(失恋のみ)なのに心に刺さるので、経験者だともっと心にくるんだろうと思います。 「鏡の男」と「花嫁衣装」の描写がキツくて読むのを諦めそうになりましたが、「獣の夜」「子育て幽霊」が圧巻でした。あんまり大きく出るのは好きじゃないけど、老若男女読んで欲しいこれ。。。ここの4篇だけでも。 ラストの「帰り道」もしみじみ良かった。良い話だ…と思ったらラストそうきたか…。びっくりだけれど彼女は強く生きていくだろうな。 思ってたより怪談話でした。しんといけれど面白かった。

Posted by ブクログ

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