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くらやみガールズトーク 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2022/02/22 |
| JAN | 9784041114353 |
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くらやみガールズトーク
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くらやみガールズトーク
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商品レビュー
3.6
13件のお客様レビュー
『わたし、定時で帰ります。』で働く女性たちの日常をリアルに描いた朱野帰子さんが、本作では一転して女子たちの“くらやみ”を描く。 『幽』などに掲載された八編を収録。とはいえ、いずれも単なる怪談ではない。 仕事や人間関係の中で揺れる女性たちを、あまりにも現実的に描くがゆえにホラーと...
『わたし、定時で帰ります。』で働く女性たちの日常をリアルに描いた朱野帰子さんが、本作では一転して女子たちの“くらやみ”を描く。 『幽』などに掲載された八編を収録。とはいえ、いずれも単なる怪談ではない。 仕事や人間関係の中で揺れる女性たちを、あまりにも現実的に描くがゆえにホラーとなるもの、逆に少しファンタジーの気配を帯びたものと、作品ごとに設定を変えながら“女子たちのくらやみ”を読ませてくれる。 ホラー風味の物語の底には、職場の温度、家族や親族関係の中に潜む言葉にしづらい違和感を潜ませています。 中でも「花嫁衣装」に描かれた、昭和には確かに存在した“嫁ホラー”の気配が印象的でした。
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- ネタバレ
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解説でホラーと書かれているのをみて納得した。全部読み終わると女性特有の人生での分岐点が死としてそこから生まれ変わる話だとわかった。これまでの自分を失ってもちゃんと生きていけると言われたようで心強い。
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訪れた人生の転機に伴い、周りから課せられる軋轢や抑圧。主に女性に起こるそのことは、よくあることと言ってしまえばそれまでだけれど、溜め込んだ鬱屈はどこへ行くべきなのか。現実に即しているのに、読むうちに現世と幽世の境目があやふやになってしまうような、独特の読み口の怪談短編集です。 一...
訪れた人生の転機に伴い、周りから課せられる軋轢や抑圧。主に女性に起こるそのことは、よくあることと言ってしまえばそれまでだけれど、溜め込んだ鬱屈はどこへ行くべきなのか。現実に即しているのに、読むうちに現世と幽世の境目があやふやになってしまうような、独特の読み口の怪談短編集です。 一番印象的なのは「花嫁衣裳」でした。ここでで描かれるのは、結婚。本来は誰にでも祝福されるようなことだし喜ぶべきことなのに、この不安と不快感は何なのでしょう。新生活というのが新しい自分として生きることなら、古い自分は死んだということのか。押しつぶされすり減っていく主人公の前に現れた怪異は恐ろしいのだけれど、どこかしら優しさも感じられました。そういえばその前の「鏡の男」の怪異もなんだか優しいんだよね。人間の方がよほど醜悪に思えます。 一番怖いのは「藁人形」です。これはいわゆる怪異は登場せず、ひたすら人間の情念の物語で、どこまでも邪悪で救いようがありません。これと比べると、本当に他の怪異の優しさが身に沁みました。「ガールズトーク」のあの子たちすら可愛いとしか思えませんよ。 ラストの「帰り道」にははらはらどきどきしっぱなしでした。迷い込んでしまった異世界から、少女は無事に帰れるのか。彼女が見た世界の不思議さも魅力的。謎の看板の数々が、センス良すぎでした。
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