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人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」 中公新書2683
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人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」 中公新書2683

篠田謙一(著者)

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人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」 中公新書2683

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2022/02/21
JAN 9784121026835

人類の起源

¥550

商品レビュー

3.7

77件のお客様レビュー

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2026/05/20

思った以上に情報量が多く、読み進めるのに苦労した。ある程度地理に明るくないと「それどこ?」となるし、年代も次から次に新しい年号が出てくるので時系列の処理が追いつかない。 「論文を読みながら整理したメモを再編して書籍化した」との言葉通り、読みやすい新書というより学術書に近い感覚を受...

思った以上に情報量が多く、読み進めるのに苦労した。ある程度地理に明るくないと「それどこ?」となるし、年代も次から次に新しい年号が出てくるので時系列の処理が追いつかない。 「論文を読みながら整理したメモを再編して書籍化した」との言葉通り、読みやすい新書というより学術書に近い感覚を受けた。 その分、内容的には濃いのだが……寝る前に読んでいたら何度か寝落ちした。

Posted by ブクログ

2026/05/15

昔学んでいた事が新しい事実によって解析されてる 知ってる人は知ってるのだろうけど、僕は読んでたくさんの事を学んだ 古代人類史を科学で紐解く良書

Posted by ブクログ

2026/05/08

2021年刊行。 分子人類学を専門とする著者による「人類の起源」を解説した本。 著者がこの本で最も伝えたいのは「直近10年間のシークエンサの発展により、古代の核DNAが解析できるようになった」ということだ。 これにより、骨の観察やごく限定的なDNAの解析に基づく定説が覆され始...

2021年刊行。 分子人類学を専門とする著者による「人類の起源」を解説した本。 著者がこの本で最も伝えたいのは「直近10年間のシークエンサの発展により、古代の核DNAが解析できるようになった」ということだ。 これにより、骨の観察やごく限定的なDNAの解析に基づく定説が覆され始めている。 例えば、従来、現生人類(ホモ・サピエンス)は、20万年前にアフリカで生まれたとされていた。 しかし、ネアンデルタール人の遺骨に含まれるDNA解析を行った結果、実は60万年前に彼らの祖先と分岐していたことが分かった。 また、分岐の後にも彼らと交雑を繰り返しているほか、他の絶滅人類と交雑していたことも分かってきた。 最新のシナリオでは、私たちにもっとも近縁な現生生物であるチンパンジーの祖先と、人類の祖先が分かれたのは約700万年前。 そこから無数の人類種が誕生し、およそ200万年前に初めのホモ族が登場し、最古のホモ・サピエンスが20-30万年前にアフリカで出現する。 そして、サピエンスは6万年ほど前に出アフリカを成し遂げ、旧大陸にいたホモ・サピエンス以外の人類を駆逐しながら、交雑しながら世界に広がった。 これが最新の学生に基づく最も妥当性の高いとされるシナリオだ。 これも、20世紀の終わりまで支配的だった多地域進化説をひっくり返すものだった。 一方で、「アフリカ大陸でサピエンスが誕生した」と確定させるエビデンスもなく、ユーラシア大陸で誕生した可能性も否定しきれない(らしい)。 つまり、解析テクノロジーの発展によって、「何も分からないことがわかった」というわけだ。 また、著者は最新の研究成果を用いながら「我々が民族と呼んでいるものは幻想に過ぎない」と主張する。 世界中の現存人類のゲノムは非常に連続しており、「民族」と括れるほど明確な線引きはどこにも存在しないということだ。 そもそも、サピエンスのDNAは99.9%共通している。 例えば、5000年前に現住していたヨーロッパの人びとは、ヤムナャ人(ウクライナ付近にいた遊牧民)の進出を受け、ほとんど入れ替わりに近い現象が発生していると推測されている。 つまり、現在のヨーロッパ人のイメージとは5000年前以降の姿でしかなく、人類30万年の歴史からすれば瑣末なアイデンティティに過ぎないということだ。 そんなヨーロッパ人が「民族」を盾におぞましい虐殺を繰り返してきたというのは、なんとも言えないものがある。 このように、本書はそこまで長くない本でありながらも、情報量が非常に多い。 だが、「分かっていること/まだ分からないこと」「これまでの定説/新たな定説」の違いがやや分かりにくく、丁寧に読まないと混乱する。 丁寧に読めば、人類の旅に関する最新の知識をインプットし、知的好奇心を満たし、視野を広げてくれる本だと感じた。

Posted by ブクログ

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