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あきない世傳 金と銀(十二) 出帆篇 ハルキ文庫時代小説文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2022/02/15 |
JAN | 9784758444613 |
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あきない世傳 金と銀(十二)
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商品レビュー
4.2
113件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
江戸に出店して10年。7年振りに絹織の扱いも浅草呉服太物仲間の協力で復活。これまで凡ゆる苦難も前例に囚われない発想を基にした知恵で五鈴屋の商いを発展させて来た幸。まさにマーケティングの教科書の様に原理原則を踏まえた思考と判断の出来る類い稀な優れた経営者であった幸も40歳。なんとこの段階で創業者の思いを引き継いだ五鈴屋の経営理念を確立させんと思い至っているのだから凄い。 いよいよ次の十三巻でラスト。「売り手も買い手も幸せにする『この国一』の商いを目指」す幸が、九代目を託さんとする賢輔に語る言葉「私は店主でありながら、今、五鈴屋が何を求められ、どう応えるべきか、見極めをつけかねています。けれど、必ず答えを見つけて、しっかりとちちゅに根を張り、幹を太くして、次に託そうと思います。賢輔どん、いずれ、九代目として跡を引き受けて下さいな」から、どんな落とし所になるのか、いよいよ楽しみ。
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呉服仲間にするためにお上から1600両を請求され、仲間は困っていたが、以前、五鈴屋が上納した1500両の返済を棒引きにすることで、何とか許しを得た。 呉服商いも浅草の仲間で家内安全の呉服を、呉服件にすることが好評を博して、売り上げを伸ばす。 そんな中、武家から婚礼衣装の問い合...
呉服仲間にするためにお上から1600両を請求され、仲間は困っていたが、以前、五鈴屋が上納した1500両の返済を棒引きにすることで、何とか許しを得た。 呉服商いも浅草の仲間で家内安全の呉服を、呉服件にすることが好評を博して、売り上げを伸ばす。 そんな中、武家から婚礼衣装の問い合わせがあったが、音羽屋から横槍が入り、横取りされてしまう。 しかし、婚礼日が日食と重なり、忠告した五鈴屋は名を挙げが、音羽屋は名を下げる。 そんな中、吉原廓で衣装比べが催されようとしていた。
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続編だから読んでいるが、12巻はそれほどの驚きもすごい展開もなかった。 呉服(絹織物)を扱えるようになったこと、日食の一件くらいかなぁ。 はじめのころはあっという間に読んでいたのに、この12巻は読むのに時間がかかった。
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