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宿神(第四巻) 徳間文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
| 発売年月日 | 2022/02/08 |
| JAN | 9784198947231 |

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宿神(第四巻)
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
宿神とか翁、後戸の神と呼ばれているものの小説家と思ったら、西行と清盛の話だった。 3巻くらいまでは面白かったけれど、4巻目はちょっとダレた。
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かつて愛した待賢門院璋子、心の交流があった崇徳上皇、同僚で友人でもあった平清盛。彼らはみなこの世を去った。僧侶になってからも世俗と関わり歌を詠み続けた西行さんも彼らの後を追う。人が生き、亡くなるのは自然の理。 桜の咲く満月の頃。 自分が詠んだ歌のとおりにこの世を去った西行さんは...
かつて愛した待賢門院璋子、心の交流があった崇徳上皇、同僚で友人でもあった平清盛。彼らはみなこの世を去った。僧侶になってからも世俗と関わり歌を詠み続けた西行さんも彼らの後を追う。人が生き、亡くなるのは自然の理。 桜の咲く満月の頃。 自分が詠んだ歌のとおりにこの世を去った西行さんはこの世をどう感じたのだろう。 神はそこにおわしますだけ。 日本人の美学を淡々と描いた奥深い作品でした。
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宿神は、この宇宙の底におわす原理そのもの ついに第4巻を読了。第4巻では、平治の乱から西行の死までが綴られている。 西行は、死体をつぎ合わせて人造人間を作ろうとしたなどという逸話を持つ人物らしいが、それを彷彿とさせる話が描かれている。璋子を生き返らせようとする場面がそれであ...
宿神は、この宇宙の底におわす原理そのもの ついに第4巻を読了。第4巻では、平治の乱から西行の死までが綴られている。 西行は、死体をつぎ合わせて人造人間を作ろうとしたなどという逸話を持つ人物らしいが、それを彷彿とさせる話が描かれている。璋子を生き返らせようとする場面がそれである。第4巻のクライマックスだろう。 ところで、筆者のあとがきに書かれているが、中沢新一氏と比叡山に行った時、「後戸の神」を教えてもらったそうだ。その神は摩多羅神とも呼ばれ、御堂の後ろの床下から参拝するのだそうだ。その時、「後戸の神」という響きにいっぺんにやられてしまったそうである。そこから「宿神」を書こうと思ったそうだ。 しかし、筆者は西行を通して宿神とは「宿の神はすなわち大日如来。この宇宙の底におわす原理そのもの」と言っている。宿神が大日如来ならば、登場人物である申が一貫して「宿神は自然のもの」と言っていたことにも付合する。 平安時代の終わりを見届けるようにして西行は死んでゆく。 筆者は自らを伝奇小説家という。しかしただの伝奇小説ではなく、歴史書でもあり、歌の手引き書でもあり、哲学書でもあり、奥深い。もっと歳をとってからもう一度読み直すべき作品。
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