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タイムマシンに乗れないぼくたち
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タイムマシンに乗れないぼくたち

寺地はるな(著者)

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タイムマシンに乗れないぼくたち

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2022/02/08
JAN 9784163914978

タイムマシンに乗れないぼくたち

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商品レビュー

3.5

117件のお客様レビュー

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2024/07/02

学校とか社会とか、どうして人に合わせなければ上手く馴染めないのだろう? 自分には自分の考え方があって、それを殺して生きるのはしんどいなと思う。陰キャとか陽キャとかどっちがよくて、どっちが悪いこともない。もっと自由に生きやすかったらいいのにと思う。ひとりが楽でもいいし。個性があって...

学校とか社会とか、どうして人に合わせなければ上手く馴染めないのだろう? 自分には自分の考え方があって、それを殺して生きるのはしんどいなと思う。陰キャとか陽キャとかどっちがよくて、どっちが悪いこともない。もっと自由に生きやすかったらいいのにと思う。ひとりが楽でもいいし。個性があってもいい。自分が好きなものは好きだし、堂々と生きてたいなと思った。

Posted by ブクログ

2024/06/13

子どもの頃からタイムマシンに憧れはあった。現代を生きる私たちには乗ることができない。7つの短編それぞれのテーマがあり、きっと何かを表現しようとしているのだろうと題名から推測した。 本物の殺し屋ではなく殺し屋の設定をする優香、楽器屋で働いている。孤独の中で生きにくさをうちに秘めて...

子どもの頃からタイムマシンに憧れはあった。現代を生きる私たちには乗ることができない。7つの短編それぞれのテーマがあり、きっと何かを表現しようとしているのだろうと題名から推測した。 本物の殺し屋ではなく殺し屋の設定をする優香、楽器屋で働いている。孤独の中で生きにくさをうちに秘めて、殺し屋の設定で自分を保つ。気持ちがよくわかる。 太古の生物が好きな「ぼく」、博物館で現実逃避するおじさんとの出会い。博物館や美術館は鑑賞する面白さもあるが、私もそこに佇んで現実から空想の世界に入るのが好きだ。 急死した夫草介が書いた小説のようなものを見た妻明日実、そこで夢の女サエリとの生活が描かれているが、それは・・・妻の孤独を描いた夢の女。人は自分以外の人のことをわかったようでいてわかっていない。相手の優しさや気持ちは知らない方が良い時もある。この短編を読んで、わかったら一層孤独を感じてしまうのではと思った。 深く息を吸って、はある意味異質な感じがした。それは名前が記述されていないためだ。女子中学生の「きみ」が劣等感から来る孤独と付き合っていく様が描かれている。 他に口笛、灯台、対岸の叔父がある。 ひとつひとつの作品は、孤独の中でどう対応しているかが描かれている。多くの人たちが共感するのではないかと思う。孤独に対して闘ったり、乗り越えるといった事ではなく、ゆるく考え、孤独と付き合っているような作品だった。

Posted by ブクログ

2024/06/08

どのお話も 出てくる人は 他人が見れば孤独でちょっと淋しく感じる人達。 でもみんな それぞれの幸せがあって 肩肘張らず ゆるく前に進んでいけてる感じでよかった。 表題作の 「タイムマシンに乗れないぼくたち」が好きでした。

Posted by ブクログ

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