山投資の始め方 一生お金に困らない

永野彰一(著者)

• 販売会社／発売会社: クロスメディア・パブリッシング/インプレス
• 発売年月日: 2022/01/28
• JAN: 9784295406464

商品レビュー

2024/05/13

「利益を生み出す山」6つのポイント
1. 道路が接道している山、近くに道路がある山には電柱のある確率が高い
2. 集落と集落、町と町の間にある山にも高確率で電柱がある
3. タケノコや松茸、山菜など、採ったらすぐに売れるものが収穫できる
4. 上質な杉やヒノキ、赤マツなど、加工すれば売れる樹木が生えている
5. 水源のある山は数百年後に莫大な価値を生む可能性がある
6. 道路はなくても、場所が特定できていて、グランピングなどに活用できる

山を買う際の手続きの流れ
1. 売買契約書を交わす
2. 代金を支払う
3. 所有権の登記
4. 登記済権利証の受け取り
5. 役所へ山林の土地所有者の届け出を提出
6. 不動産取得税の支払い
7. 固定資産税の納付（年1回）

山を買う前に確認すべき注意点
現地の確認は済んでいるか？　地籍調査は終わっているか？　境界線は明確になっているか？　土地の用途は何か？　規制や条例等はあるか？　通行できる道はあるか？　インフラ（電気、水道、ガス）の整備状況は？　管轄の森林組合はどこか？　販売価格はいくら？　契約手続きのスケジュールは？　支払いと登記の手続きは？　登記後の維持費はいくらか？

以下、僻み根性丸出しの感想。
所詮都会生まれ都会育ちの結構恵まれた環境の人間の書いた本って感じ。
他人に負担を強いて平気な人間が結局商売で得するよね。
電話でしか連絡しない、電話してLINEで「何の用か」と来たらもう連絡しないって、相手が電車で移動中とか病院にいるとか何も考慮しないで自分のやりたい方法しか使いませんってことでしょ。自分の周囲にいたら縁切りたいレベル高い。
土地の収入で何十年後も孫の代にもお金が入ってくるって書いたと思ったら、子供ができても資産は残さないとか言うし本1冊の中でくらい整合性取ってくれよ。
税金をきちんと納めたい/納めているとか言う割には固定資産税発生する土地のことは失敗例扱いでぐちぐち文句言うし、黙って固定資産税払っとけよ。

2023/10/09

電柱の話は、この本を読まないと一生知らなかったかも。タイトルの割に山投資の話は少なく、内容は薄かった。

2023/08/19

そういう投資方法があるんだ、という観点では面白く読んだ。
金儲けが目的ではないというスタンスもいいなと思いました。

一方、派遣みたいなことをやって稼いでいる、表層的な問題を切り取って空き家問題を解決する、など違和感を感じる部分もあった。あえて詳細を書いていないだけかもしれませんが。