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ママがいい! 母子分離に拍車をかける保育政策のゆくえ
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ママがいい! 母子分離に拍車をかける保育政策のゆくえ

松居和(著者)

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ママがいい! 母子分離に拍車をかける保育政策のゆくえ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 グッドブックス/JRC
発売年月日 2022/01/24
JAN 9784907461348

ママがいい!

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商品レビュー

3.8

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2026/04/12

根本りょうすけサロン読書会の課題本 全体を通して“至極もっとも”と感じる一方、誰に向けて発信しているのか?誰に読ませたいのか?イライラとも怒りともつかぬ感情を抑えながら読み進めた。 筆者の言いたいことはたぶん、「育児は育自なのだ。そこから逃げず、不自由な生活の中でこそ人間とし...

根本りょうすけサロン読書会の課題本 全体を通して“至極もっとも”と感じる一方、誰に向けて発信しているのか?誰に読ませたいのか?イライラとも怒りともつかぬ感情を抑えながら読み進めた。 筆者の言いたいことはたぶん、「育児は育自なのだ。そこから逃げず、不自由な生活の中でこそ人間としての成長と他者との絆を構築することができ、幸せになることができる。幸せを感じることができない人が増えているのは、子育ての責任を放棄して、保育園(保育サービス・しくみ)に丸投げして乳幼児を雑に扱っているからだ」 身の回りに幼子がいない環境が当たり前の現代、小中高で保育体験をしたり、保育園に預けている保護者に1日保育者体験をさせる、というのはとても良いアイデアだと思う。 保育園を無くすべき(サービスしすぎない公立幼稚園がいい)ともとれることが書かれている一方、昔(いつ?)の様に就労証明書を提出できる親だけが預けられる体制にすれば保育士不足も解消され、“親心を育む”という保育園本来の役目が果たせる?とも。矛盾している。 どうやら筆者は、子どもを産んだらいったん仕事を辞めて育自に専念し、幼稚園に行く頃から少しずつ(短時間)社会復帰し、小学校に上がったらフルタイムに戻るというM字曲線を描くのがベストと言いたいらしい。 私も子育て時代、周りからよく言われた。 「2、3歳までは目が離せなくて大変だど、手がかかるのはほんの2、3年だから(ちゃんと見てなさい)」 言っている人は、慰めであり励ましの言葉のつもりだろう。 しかし、私には「目を離すな」という威圧であり脅し?でしかなかった。 一人っ子なら、確かに長くて3年なんだろう。子どもと自分のために我慢すべきなのかもしれない。 でも、私には5人子どもがいる。 一番上と一番下は9歳離れている。 長子が生まれてから末子が小学校に入るまで15年。子どもと家庭優先で、自分のことは仕事も他のことも諦めました。 「自分で望んで産んだんでしょ?覚悟が足りないんでは?」と言われれば反論はできません。5人産んで育てたことを後悔している訳ではない。(しかし、妊娠・出産は自分1人の意思でコントロールできる訳ではないんです。) でも、実家の助けもなくワンオペ育自が辛かった事も事実ですし、長子の時はフルタイムで働いていたので、生後8週から預けて、心身共に保育園に助けられたのも事実です。 少子化という目に見えることだけでなく、保育政策のあり方に、民度の低下、絆の崩壊という危機感を覚えているのならば、政府・政治家・行政にもっと訴えかけるべきなのではと思った。 それと、介護・医療・学校もそうだが、 保育も収益を求めてはいけない領域だと思う。 “税は財源ではない”という認識をもって、公金を充分に投入することで、人手不足や質の担保もでき、経済も回復するはず。

Posted by ブクログ

2026/04/01

大げさなタイトルと、作者の経歴に少々疑問が残るが、仰っていることはそのとおりだと思う。けれどもこの本を手に取る人は、保育園に預けることに違和感や迷いがある人や保育関係者が多いかなと思うので、そのような人たちにはこの本の内容が響いても、作者が本当に読んでほしい人たちには届くのだろう...

大げさなタイトルと、作者の経歴に少々疑問が残るが、仰っていることはそのとおりだと思う。けれどもこの本を手に取る人は、保育園に預けることに違和感や迷いがある人や保育関係者が多いかなと思うので、そのような人たちにはこの本の内容が響いても、作者が本当に読んでほしい人たちには届くのだろうか、じゃあこの本は一体誰のための本なのだろうかと、これまた疑問に感じた。ただ一母親、一保育士として言わせてもらうが、この作者の言うとおり、子どもを誰かに預けるにあたり、母親としての違和感や直感は大切にしてほしい。良くも悪くも母親の勘って最強だと思う。その勘が研ぎ澄まされるほど、子どもと真剣に向き合ってほしいし、自分もそうでありたいと思う。そういうことを仰っているのかな、この作者は。

Posted by ブクログ

2026/02/15

私は仕事が好きだった。子供が産まれたら、迷いなく保育園に預けるつもりだった。しかし、実際に妊娠してからは、気持ちがガラリと変わり、なるべくこの子と一緒にいたい、と思うようになり、悩んでいる。今の世の中、自分の周りも、保育園に預けて仕事を再開するのが多数派だから。 でも敢えて時流...

私は仕事が好きだった。子供が産まれたら、迷いなく保育園に預けるつもりだった。しかし、実際に妊娠してからは、気持ちがガラリと変わり、なるべくこの子と一緒にいたい、と思うようになり、悩んでいる。今の世の中、自分の周りも、保育園に預けて仕事を再開するのが多数派だから。 でも敢えて時流に逆らうこの本を読むことで、初めて救われた気持ちになった。悩んで当然なのだと。また、キャリアと育児の両立は昔からの自分の望みであり、流行りに乗っかっているつもりではなかったが…本当にそうか?この本は少し立ち止まって考えるきっかけをくれた。 この国の乳幼児にとっての幸せは、直近10年ほどの政策により良からぬ方向に向かっているようだ。 労働人口が年々足りなくなる中、国は女性の社会進出を謳って女性を子育てから引き剥がし、「競争」社会に参加させる流れを作った。共働きが当然となり、保育園の待機児童が問題化した。そこで、規制を緩和し園の乱立、パートタイム制導入や受け持ち人数を増やす、無資格者でも保育できるようにするなどの施策を進めた。また、保育標準時間が11時間に定められたこともあり、保育士の負担は増え、保育の質も低下しているという。これられに家庭での関わり不足も加わって、愛着障害、問題行動を起こすこどもが増え、就学後の学級崩壊にまで繋がっているという…! そもそも長時間保育園に預けやすい仕組みを作ることが「子育て支援」の1つとされているのが間違いで、正しくは「就労支援」である。本当に子育てを支援するなら、親が子供と関わる時間を増やすような取り組み(育休を取りやすくする、時短でも働きやすくするなど)の方を強化させるべき、とあるが、本当にその通りだと思う。 しかも、保育時間は伸ばすように制度を変えた一方で、児童養護施設への乳幼児の入所は原則禁止するように変えたそうだ。代わりに欧米に倣って里親制度を拡充するという。この変革は乳幼児は集団型の施設ではなく家庭的な環境で育つべきとの考えに基づくそうだが、筆者の言う通り、矛盾した政策だと思う。そもそも欧米は未婚の母や血縁関係の無い親子で暮らす比率が日本よりずっと高いので目指すのが間違いだし、本来養護施設で過ごすはずだった子供とその親のケアで保育士の負担は更に増すという。 預け先に困るなら保育所を増やせば良い、問題が増えたから児相、カウンセラー、専門機関を増やせば良い、というのは間違いという指摘にも納得だ。これらが本当に困っている人たちのセーフティーネットとしてきちんと機能するためにも、子育ては家庭・地域で担うのが当たり前といった社会が復活すればよいのにと思った。 保育園に預ける初日、子どもがこの本のタイトルの様に「ママがいい!」と泣き叫ぶことはよくあるそうだ。かつては、お母さんの子育てが順調に進んでいる証拠です。本当に預けていいんですか?という園長が存在したという。来年の春、自分の子が泣く姿を想像するだけで胸がぎゅっとなる。私は自信を持って「はい、お願いします!」と言える様になっているだろうか… 多方面からの情報収集を続けようと思う。

Posted by ブクログ

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