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余命99日の僕が、死の見える君と出会った話 ポプラ文庫ピュアフル
定価 ¥726
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2022/01/04 |
JAN | 9784591172377 |
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余命99日の僕が、死の見える君と出会った話
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余命99日の僕が、死の見える君と出会った話
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商品レビュー
3.8
11件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
高校生の新太は 余命が99日になると数字が見える。 余命が99日以内であれば 具体的な数字として頭上に見えるって それが大切な人であればある程苦しそう。 そんな時に新太は 自分自身と親友の余命が見えてしまった。 どうにか助けたいと思っても 分かるのは余命が尽きる日だけ。 だから “どこで” “どのように” が分からなくて 助ける方法も分からないから 運命に身を任せるしかないと思ったんだと思うし 残された時間を大切にするためだと思っている。 でもそんな時に高校の文芸部で 死が近いと黒い靄が見えるという黒瀬舞に出会った。 舞は余命が見えることについて 新太とは違う考えを持っていて 運命から助けたいと強く思っていた。 そんな2人がもやもやしながらも 何人かの死を見届けながら 運命に抗おうとする姿は 絶望の淵から這い上がろうとしているみたいで 生きることに必死にならないとって 励まされたというか感動した。 最終的に2人の運命がどうなったのかは 小説を読んで確かめて欲しい。
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人の寿命が残り99日になると頭上に数字が見えるという力をもつ新太。ある時同じ文芸部で親友の和也の頭上にその数字を見つけてしまう。そして新太自身にも、和也の5日先の数字が現れる。なんのために生きているのか、その答えに縋りたい。数字を見ても救うべきではなく、それは運命なのだ。そう納得...
人の寿命が残り99日になると頭上に数字が見えるという力をもつ新太。ある時同じ文芸部で親友の和也の頭上にその数字を見つけてしまう。そして新太自身にも、和也の5日先の数字が現れる。なんのために生きているのか、その答えに縋りたい。数字を見ても救うべきではなく、それは運命なのだ。そう納得せざるを得ないのには、幼なじみとのある過去が。そんな意気消沈とした日々を過ごしていたが、同じ文芸部の黒瀬舞(彼女もまた死期が見えるという)の、命を救おうとする姿に感化されていく。新太を救ったのは、結末の違う2種類の物語だった。 自分だったら、見えない方が良い。「人は何のために生きているのか、生きる理由には色々あるけど、その答えは生きていないと見つけられない」というのが響いた。死ぬ時に後悔しない生き方をしたい。 和也と黒瀬が最後、きっかり恋人になる感じではなく、フワっと感が良かった。小説の「あなたのことが好きだから、私と一緒に生きて欲しい」「私から生きる理由を奪わないで欲しい」の言葉とか、高校生らしい恋の悩みの本を持っているところとか、黒瀬という人物が好きになった。
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よめぼくシリーズが好きです。今回は不思議な力を持った主人公の話でした。前回の話ともリンクしている場面があり、面白かったし、最後の選択がやっぱりいいと思った。
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