彼、岸島(四) ヤングマガジンKCSP

佐世保太郎(著者), 松本光司

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2022/01/06
• JAN: 9784065264812

商品レビュー

2023/12/22

漫画喫茶で読みました。

最終巻。
五重の塔二階で明×隊長を観察したり、
五重の塔三階で明 vs. まり子を観戦たり、
五重の塔五階で明 vs. 雅を観戦したり、
五重の塔屋根裏でヴァンパイアモスキートの話を知ったり、
五重の塔屋根裏で明を応援してしまい佐々岡に人間バレしたり、
五重の塔が倒壊して気絶して目を覚ましたら磔になっていたり、
佐々岡が石野真子好き（過去形かも）だったり、
佐々岡と仲間意識が芽生えちゃってて円満決別することになったり、
選別に包丁渡されて抵抗組織に復帰して終了。

物語的には無印の期間で終わってるけど、『最後の４７日間』内で展開される情報の先取りもある。
ネタバレを気にする人は注意。

まり子の催眠って初遭遇時に既に掛かってなかったっけ？
催眠から逃げれた、っていう催眠を受けてたような・・・。
あと、トモちゃんの様子を見るに、まり子の催眠って自動再生なんだろうか？
でも明に篤の幻覚を見せることも出来るようだし、どのくらい制御可能なんだろう？

（昔の）卓球は２１点先取だけど、２０点で並んだときはデュースとなって２点差になるまで勝負がつかない。
よって山口は最短でも２２点連続で取らなければならない。
劇中で勝敗が 21 対 19 で終了しているのは、そのためかと思われる。
２１点取った時点で北川が１点返したらどうするつもりだったんだろう？

岸島や佐々岡はともかく、トモちゃんが生きてて良かったよ。
ただ、コミケに参加しているトモちゃん、題材が岸島×佐々岡だよね？
ってことは、あの同人誌は４巻より後の作品。
４７日後に日本はコミケどころじゃなくなると思うのだけど、いつの話なんだろう？

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まり子：
五重の塔の二階・三階を拠点としている混血種吸血鬼。
まりを持っているから、まり子。
臭い息で催眠してくる。
元々は凄いブス。

彼岸島のキアヌ：
明のこと。
まり子の投げた注射器弾幕を梁の上で余裕で避ける体幹の持ち主。

隊長：
雅の護衛隊長の吸血鬼。。
明と行動を共にしてるうちに情が湧いちゃった。
トモちゃんが五階まで同行してたらマジで尊死しかねない。

トモちゃん：
佐々岡の親友である倉井の妹の吸血鬼。。
超絶腐女子。
まり子の催眠を受ける。
明×隊長が融合した夢から目覚めたら本当に融合してた（明が隊長を背負ってた）ので仰げば尊しして昇天。
五重の塔の二階にいたから倒壊の被害を免れたと言っていたけど、まり子の拷問部屋って三階じゃなかったっけ？
途中で気が付いて降りたのだろうか？

豊橋：
五重の塔を建築した吸血鬼。
設計士。
二階の鏡の迷宮、四階の水牢、五階の剥製部屋などはコイツのアイデア。
突然仕様を変えるクソ。

角（すみ）：
五重の塔を建築した吸血鬼。
大工の棟梁。
元々は下請け会社の人間。
豊橋のクソみたいなアイデアに振り回されるが、文句を言いながらも何だかんだでやり遂げる職人。

飯山：
五重の塔を建築した吸血鬼。
施工管理者。
豊橋と角の言い争いに挟まれながらも建築をやり遂げる苦労人。
「彼岸ホーム」という施設を建築したこともある。

山口：
岸島中学時代の卓球部部長。
人間。
ストイックで卓球一筋で実力もあったけど岸島の青春の誤審により調子を崩して市の大会で一回戦敗退をする。
つまり岸島に人生を狂わされた可能性がある。
マジで可哀相。

北川：
岸島中学時代の彼岸島唯一のギャル。
人間。
卓球部に遊びに来て山口と２０点ハンデを貰って卓球勝負をし、岸島の女の子と喋りたい誤審により勝利。
（この頃の卓球は２１点先取で勝利。）

東大寺：
五重の塔屋根裏の研究室で指揮を執っている吸血鬼。
元はＴ大で伝染病の研究を行ったいた。
ヴァンパイアモスキートの開発を行っている。

包丁：
冷子が佐々岡を刺した名刀。
佐々岡の頭を離れ岸島の手に渡る。
「なげる」と 9999 ダメージを叩きだす、かは不明。