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村上春樹と魯迅そして中国 早稲田新書009
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早稲田大学出版部 |
発売年月日 | 2021/12/21 |
JAN | 9784657210197 |
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村上春樹と魯迅そして中国
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商品レビュー
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村上春樹の中国侵略に対する贖罪トラウマのような拘りは、これまでほとんど考えたことがなかっただけに、驚きだった。10代の時から魯迅の作品に没入し、作品に影響を受けているとは考えたこともなかった。また父親の中国・上海での従軍体験を背景として春樹が中国への罪悪感を持っていたこと、それ...
村上春樹の中国侵略に対する贖罪トラウマのような拘りは、これまでほとんど考えたことがなかっただけに、驚きだった。10代の時から魯迅の作品に没入し、作品に影響を受けているとは考えたこともなかった。また父親の中国・上海での従軍体験を背景として春樹が中国への罪悪感を持っていたこと、それが「猫を棄てる 父親について語るとき」「騎士団長殺し」に表現されているとは、両冊とも読んでいながら、全く感じていなかった自分に恥じる思いである。1990年代には中国で村上チルドレンというべき作家・慶山、衛慧などが誕生するほど中国では春樹ブームが起こっていたのだ!また「めじまき鳥」はノモンハンの草原がモチーフ!これは未読なので、ぜひ読んでみる。
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1章 村上春樹と魯迅 第2章 男子学生の帰省と中年男の帰郷 第3章 裏切りと再会、遠い中国と懐かしい日本 第4章 満洲国の記憶―『羊をめぐる冒険』と高橋和巳『堕落』 第5章 「トニー滝谷」と『ねじまき鳥クロニクル』 第6章 中国における村上批判 第7章 村上文学の中の戦争の記憶
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