1,800円以上の注文で送料無料

村上春樹と魯迅そして中国 早稲田新書009
  • 中古
  • 書籍
  • 新書

村上春樹と魯迅そして中国 早稲田新書009

藤井省三【著】

追加する に追加する

村上春樹と魯迅そして中国 早稲田新書009

定価 ¥990

550 定価より440円(44%)おトク

獲得ポイント5P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早稲田大学出版部
発売年月日 2021/12/21
JAN 9784657210197

村上春樹と魯迅そして中国

¥550

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/12/18

 村上春樹の中国侵略に対する贖罪トラウマのような拘りは、これまでほとんど考えたことがなかっただけに、驚きだった。10代の時から魯迅の作品に没入し、作品に影響を受けているとは考えたこともなかった。また父親の中国・上海での従軍体験を背景として春樹が中国への罪悪感を持っていたこと、それ...

 村上春樹の中国侵略に対する贖罪トラウマのような拘りは、これまでほとんど考えたことがなかっただけに、驚きだった。10代の時から魯迅の作品に没入し、作品に影響を受けているとは考えたこともなかった。また父親の中国・上海での従軍体験を背景として春樹が中国への罪悪感を持っていたこと、それが「猫を棄てる 父親について語るとき」「騎士団長殺し」に表現されているとは、両冊とも読んでいながら、全く感じていなかった自分に恥じる思いである。1990年代には中国で村上チルドレンというべき作家・慶山、衛慧などが誕生するほど中国では春樹ブームが起こっていたのだ!また「めじまき鳥」はノモンハンの草原がモチーフ!これは未読なので、ぜひ読んでみる。

Posted by ブクログ

2022/02/09

1章 村上春樹と魯迅 第2章 男子学生の帰省と中年男の帰郷 第3章 裏切りと再会、遠い中国と懐かしい日本 第4章 満洲国の記憶―『羊をめぐる冒険』と高橋和巳『堕落』 第5章 「トニー滝谷」と『ねじまき鳥クロニクル』 第6章 中国における村上批判 第7章 村上文学の中の戦争の記憶

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品