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ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか 講談社現代新書2645
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2021/12/15 |
| JAN | 9784065266595 |
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ブルシット・ジョブの謎
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商品レビュー
3.5
68件のお客様レビュー
「労働=罰」のキリスト教的価値観と人間は仕事がなくなると怠惰になり続けるという性悪説があいまって、無駄とわかっていても労働に従事する。数値化できないものを数値化しようとするあまり、仕事を創出することが美徳とされる幻想が生まれる。それは福祉としての雇用創出にも通ずるというロジックも...
「労働=罰」のキリスト教的価値観と人間は仕事がなくなると怠惰になり続けるという性悪説があいまって、無駄とわかっていても労働に従事する。数値化できないものを数値化しようとするあまり、仕事を創出することが美徳とされる幻想が生まれる。それは福祉としての雇用創出にも通ずるというロジックも分かりやすい。背景にある、労働のタスク指向型から時間指向型への推移や雇用者と労働者の時間の売買に基づく常に労働をしなければならない論が昇華する構造も分かりやすかった。最終的な帰結としてのベーシックインカムは予想外でも面白かった。
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Audible版。デヴィッド・グレーバーの原著『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』の再生時間が18時間40分と長いので、訳者によるこの要約本を聴いた。評価を見る限り、「面白い」のは原著だけど、日本人目線が入ったこちらの方がたぶん「わかりやすい」んだと思う。 この世...
Audible版。デヴィッド・グレーバーの原著『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』の再生時間が18時間40分と長いので、訳者によるこの要約本を聴いた。評価を見る限り、「面白い」のは原著だけど、日本人目線が入ったこちらの方がたぶん「わかりやすい」んだと思う。 この世の仕事はほぼ2種類。ブルシット・ジョブとシット・ジョブ。 ブルシット・ジョブは「仕事の内容がクソ」。組織内の儀式や権力維持、「労働=苦労」という価値観、そして生きるための給料を得るために、「こんな仕事なくなっても世の中の誰も困らないな」と思いながら、自分の貴重な時間をドブに捨てて忙しいふりをしなければならない仕事。「取り巻き」「鉄砲玉」「繕い屋」「書類作成人」「タスクマスター」の5つに類型される。 シット・ジョブは「仕事の待遇がクソ」。社会に必要不可欠なのに、仕事内容はおおむね過酷で、給料が安く社会的地位も低い仕事。「社会の役に立つ(=やりがいがある)」仕事は、それ自体が報酬の一部とみなされやすい。 ジョブを捨てた自分自身のことを省みて色々思うところあり。 【キーワード】 ケインズの予言(週15時間労働の未来) マルクス主義(「搾取」の対象の変容) ネオリベラリズム(「経済的効率化」の変容) PPI(Private-Public Inversion、公私混同) UBI(ユニバーサル・ベーシックインカム) 【目次】 第0講 「クソどうでもいい仕事」の発見 第1講 ブルシット・ジョブの宇宙 第2講 ブルシット・ジョブってなんだろう? 第3講 ブルシット・ジョブはなぜ苦しいのか? 第4講 資本主義と「仕事のための仕事」 第5講 ネオリベラリズムと官僚制 第6講 ブルシット・ジョブが増殖する構造 第7講 「エッセンシャル・ワークの逆説」について 第8講 ブルシット・ジョブとベーシックインカム おわりに わたしたちには「想像力」がある 【原著の目次】 序章 ブルシット・ジョブ現象について 第1章 ブルシット・ジョブとはなにか? 第2章 どんな種類のブルシット・ジョブがあるのか? 第3章 なぜ、ブルシット・ジョブをしている人間は、きまって自分が不幸だと述べるのか?(精神的暴力について、第1部) 第4章 ブルシット・ジョブに就いているとはどのようなことか?(精神的暴力について、第2部) 第5章 なぜブルシット・ジョブが増殖しているのか? 第6章 なぜ、ひとつの社会としてのわたしたちは、無意味な雇用の増大に反対しないのか? 第7章 ブルシット・ジョブの政治的影響とはどのようなものか、そしてこの状況に対してなにをなしうるのか?
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自分の労働では、社内用資料を偉い人の好む文体に修正しているときなどが、まさにブルシット・ジョブだと思う。 直接的な価値を作り出す労働(教師、清掃員など)は、それ自体が価値を持つため金銭的な対価が抑圧される仕組みということについては、納得できるような納得できないような感じだった。 ...
自分の労働では、社内用資料を偉い人の好む文体に修正しているときなどが、まさにブルシット・ジョブだと思う。 直接的な価値を作り出す労働(教師、清掃員など)は、それ自体が価値を持つため金銭的な対価が抑圧される仕組みということについては、納得できるような納得できないような感じだった。 面白い本なのは間違いないが、自分に生かせるかというと難しい。 AIがブルシット・ジョブが不要なことを暴いていき現場のヒエラルキーが上がると良い。
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