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神と王 亡国の書 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2021/12/07 |
| JAN | 9784167917944 |

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商品レビュー
3.9
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※このレビューにはネタバレを含みます
弓可留の歴史学者・慈空は、沈寧に国と王族を奪われ、「弓の心臓」という宝珠を託されたまま、傷を抱えて逃れていく。追手に追われながらも、風天と日樹に救われ、さまざまな人々が暮らす不知魚人の住まいで、これまで目を背けてきた存在と向き合うことになる。その出会いは、彼の過去の価値観を静かに揺らしはじめた。 一方、沈寧の王太女・薫蘭は、父王の暴虐に心を痛め、「正しさ」を求めてひそかに誓いを抱えていた。 慈空が捕らわれたとき、彼の想いに触れた薫蘭は、宝珠を守るために彼を逃し、偽物だけを父王へと差し出す。 すべてを失った慈空は、風天の問いに導かれるように、それでも生きる道を選ぶ。やがて沈寧へ潜入する計画が進む中で、「祈る」という行為に寄りかかる人々の姿にも触れ、世界の広さと心の奥の柔らかさを知っていく。 そして祭りの日。 白叡の策と薫蘭の願いが交錯する中、王の暴走は終わりを告げ、風天は“神の名”を利用した権力の歪みを鋭く問いただす。やがて風天こそが斯城の王であると明かされ、沈寧と弓可留は新たな支配のもとへ戻っていく。 物語の中で、慈空は“不知魚人”の中に混ざり者や杜人がいると知る。彼の故郷では、杜人は“知能の低い、差別すべき存在”として語られていた。だからこそ、世話をしてくれた人たちだと知っていても、どこか胸の奥に不快な影が差したのだろう。そんな慈空に瑞雲は問う。 「知らないから怖いんだ。混ざり者も杜人も、お前は言葉を交わしたことがないだけだろう」と。 この言葉が、深いところに落ちていった。“知らなさ”が“怖さ”を生み、その怖さが差別という形をとることがあるのだと。 私はかつて、発達障害のある人たちが怖かった。理解できない行動を見て、不安や不快を抱いた。けれどボランティア先で彼らと過ごすうちに、喜びも悲しみも、ゆっくりとした成長も、私と同じ場所に息づいているのだと知った。触れ合ったとき、私は初めて“無知だった自分”に気づいたのだ。 慈空がさまざまな存在を受け入れていくように、私もまた、人を知り、自分を知り直していく旅の途中にいる。だからこそ、子どもたちに向き合うとき、「知ること」は誰かを理解する光になり、自分の成長へと続く道になるのだと、そっと伝えていきたいと思う。
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神様の存在を身近に感じる「神様の御用人」シリーズとは異なり、何とも壮大なスケールのファンタジーです。古事記からインスピレーションを得たとの触れ込みですが、多神教らしさはあるにせよ特に古代日本感は今のところ感じません。 固有名詞を覚えるのにひと苦労しますが、出足としてはかなり面白い...
神様の存在を身近に感じる「神様の御用人」シリーズとは異なり、何とも壮大なスケールのファンタジーです。古事記からインスピレーションを得たとの触れ込みですが、多神教らしさはあるにせよ特に古代日本感は今のところ感じません。 固有名詞を覚えるのにひと苦労しますが、出足としてはかなり面白いです。 最強の悪玉っぽかった沈寧王が予想外にあっさり打ち取られたので、次巻はまた新たな敵?が現れるのだろうか。
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本当になかなか一冊終われない、、合わないのかもしれません。 ルビが少なくて慣れるまではそれぞれの呼称を覚えるのが大変です。
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