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李琴峰(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2021/12/04
JAN 9784022518033

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商品レビュー

3.8

81件のお客様レビュー

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2024/07/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

テーマは重たいが、設定はライトなためすんなり読めた。 ・子供の頃に考えたことのある「望んでないのに生まれてきた」という不公平感と、娘ができてわかった何がなんでも幸せに生きてほしいという願望のどちらもわかる。 ・戦時中、制度や時代の流れに逆らえなかった特攻隊の方達も、ある種似た気持ちを抱いたのでは?現代人も重なる部分があるのでは?と考えさせられた。 ・現代社会を前時代だと否定する物語を俯瞰で見たとしても、合意出生制度の抜け道を探すリジェクトされた親心に共感してしまう。 ・子供の生存難易度を下げたいと考えるならば、親は自らの価値観を見直さなければならない。と言う一文は、子育てしている身としては刺さった。

Posted by ブクログ

2024/06/03

胎児が生まれることを拒否できる__子供が親を選ぶ世界。非現実のようであり得そうだなとも思える話。人生何が起こるか分からない、もし躓いた時「生まれることを自分で選んだよね?」と問われるのかな...それもまた生き辛い世界だと思うのだが。

Posted by ブクログ

2024/06/01

子どもを産むのは確かに親のエゴ、と思ったことは過去にあります。 この本の設定は、生まれてこようとする子どもの同意を得ることを義務とする未来の日本であり、物語は妊娠している女性の視点から書かれています。 でも、どんな人生も良いこと悪いことがあるわけであり、死ぬその日まで、産まれて...

子どもを産むのは確かに親のエゴ、と思ったことは過去にあります。 この本の設定は、生まれてこようとする子どもの同意を得ることを義務とする未来の日本であり、物語は妊娠している女性の視点から書かれています。 でも、どんな人生も良いこと悪いことがあるわけであり、死ぬその日まで、産まれて良かったか悪かったかなんてわからないんだろうな。

Posted by ブクログ

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