商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2021/12/04 |
JAN | 9784022518033 |
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生を祝う
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商品レビュー
3.7
83件のお客様レビュー
いつかこんな世界が来るんじゃないか?とか違う世界線ではこんなことが当たり前になっているのではないかとか考えてしまう なかなかにうーんと考えさせられた内容だったな。
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あっという間に読了 この世に生まれてくる赤ちゃんはみんな、 生まれたがっているという概念を根底から覆す作品 そんなはちゃめちゃなテーマでも 法律とか国民の洗脳具合とか 「だって当たり前じゃん」となっている世の中を 完璧に書きこなしている 現代の日本人は意見が真っ二つに分かれ...
あっという間に読了 この世に生まれてくる赤ちゃんはみんな、 生まれたがっているという概念を根底から覆す作品 そんなはちゃめちゃなテーマでも 法律とか国民の洗脳具合とか 「だって当たり前じゃん」となっている世の中を 完璧に書きこなしている 現代の日本人は意見が真っ二つに分かれそうな内容 宅配ドローンや自動タクシーなど 近未来なシーンもあるけど 内容が内容だけに色めきだって食いつく感じにはならない 私には出産は20年前、遠い昔の記憶だけど この制度が本当にあったらどうしていたのか 読書のとちゅう、とちゅうで 一旦本を閉じて 「なんだこれは」と何回も声掛けした本でした (作品否定ではない)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
テーマは重たいが、設定はライトなためすんなり読めた。 ・子供の頃に考えたことのある「望んでないのに生まれてきた」という不公平感と、娘ができてわかった何がなんでも幸せに生きてほしいという願望のどちらもわかる。 ・戦時中、制度や時代の流れに逆らえなかった特攻隊の方達も、ある種似た気持ちを抱いたのでは?現代人も重なる部分があるのでは?と考えさせられた。 ・現代社会を前時代だと否定する物語を俯瞰で見たとしても、合意出生制度の抜け道を探すリジェクトされた親心に共感してしまう。 ・子供の生存難易度を下げたいと考えるならば、親は自らの価値観を見直さなければならない。と言う一文は、子育てしている身としては刺さった。
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