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私が食べた本 朝日文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2021/12/04 |
JAN | 9784022650245 |
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商品レビュー
3.3
20件のお客様レビュー
最近になって村田沙耶香さんの本を読むようになり、かなり変わっている内容なのになぜか分かる自分もいる、という体験が不思議で心地良くて、そんな小説を生み出す村田さんの読んできた本が知りたい!と思い手に取りました。 はい、正直よく分かりませんでした。 村田さんが懸念されていた通り、お...
最近になって村田沙耶香さんの本を読むようになり、かなり変わっている内容なのになぜか分かる自分もいる、という体験が不思議で心地良くて、そんな小説を生み出す村田さんの読んできた本が知りたい!と思い手に取りました。 はい、正直よく分かりませんでした。 村田さんが懸念されていた通り、おそらく凡人の私とは読み方が違うようなので、書評を読んでも読んでみたいと思う作品がほとんどありませんでした。(実際には読んだら面白いのかもしれません) 性について語る場面も多く、恥ずかしいとかイヤラしいとかでもなく、ただ「またか……」と少し思ってしまいました。 ちなみに村田さんが飢えている西加奈子さんは、個人的に小説よりもエッセイがもっと好きです。 西さんが純粋に生きている生きものだということは、エッセイからもありありと感じられます。 だから、西さんについてのエッセイが一番共感できました。 また、西さんの小説の書評が収録されていないのも、この章を読めば納得です。
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⚫︎あらすじ(本概要より転載) 小さなころ怖かった古典、過去の嫉妬を思い出す小説、何度も買った作家指南書、そして自身の著書について……デビューから書き続けた「本」にまつわるエッセイを一冊に。 ⚫︎感想 幼い頃から、村田さんはユニークな視点で世界を見ていたひとだったんだと知れた。...
⚫︎あらすじ(本概要より転載) 小さなころ怖かった古典、過去の嫉妬を思い出す小説、何度も買った作家指南書、そして自身の著書について……デビューから書き続けた「本」にまつわるエッセイを一冊に。 ⚫︎感想 幼い頃から、村田さんはユニークな視点で世界を見ていたひとだったんだと知れた。様々に読了された本をご自分経験や思ったことと共に紹介され、また著者自身の本も書かれた経緯と共に知ることができ、興味深かった。 幼少期、たくさん書いてみたり、ワープロを手に入れて書いてみたり、妄想したり、「村田沙耶香」と言う名前のついた本を本屋さんで探したり…本当に「書く」ために生まれてきたみたいな方。他著、自著問わず、素敵なエッセイで綴られていて、心惹かれた。芥川賞前後の生活も垣間見れた。 この中で村田さんが紹介されている本も気になるものから少しずつ読んでいきたい。
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村田沙耶香さんの書評、というか独特の視点な本のしるし。村田ワールドがぎっしりみっちり詰まっている。最後の方の雑誌に寄せられたエッセイは千葉のニュータウンの匂いや東京の夜のあかりが見えるようで、少しだけ羨ましくなる。 私は村田ワールドが好きだな、とまた思う。
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