若手育成の教科書 サイバーエージェント式人が育つ「抜擢メソッド」

曽山哲人(著者)

• 販売会社／発売会社: ダイヤモンド社
• 発売年月日: 2021/12/01
• JAN: 9784478104774

商品レビュー

2024/10/13

新聞広告で気になって図書館で借りた。サイバーエージェントの人事の話。

以下メモ。
⚫︎若手育成で最も大切なことは自信を持たせること
⚫︎育てるのではなく「育つ」仕組みを作る
⚫︎抜擢するからこそ若手が育つ
⚫︎成果を上げるために育成がある
⚫︎言わせて、やらせる
⚫︎といかける、投げかける。言わせてやらせる。
⚫︎意思表明すると周囲からのサポートが増えるよ
⚫︎なんとなく優秀だ程度の印象しか持ってないのは危険信号
⚫︎受け身なのは部下のせいではない。環境のせい。
⚫︎上司は部下に自分の言葉で話させるための質問をする。わかった？わかりました。よかった。ちなみにどんなふうに理解したかな？どういうふうに解釈してる？受け止めてる？次は何をすればいいと思った？どう説明する？
⚫︎どこまでがゴールだと思ってる？何を着手しようとしてる？
⚫︎自分の言葉で話させる。意思表明して決断経験をさせる。
⚫︎一年後にどんなふうに大成功したいだろうか
⚫︎期待をかけて、言わせて、やらせる
⚫︎抜擢の際には勘違いしないようにはっきり伝える。責任者として抜擢したのだから立ち振る舞いには気をつけるように。周囲の手本となってほしいから謙虚になってほしい。
⚫︎意味付けをきちんと行う。上司から仕事の意味を伝える。チームをまとめる大切な仕事。ちゃんとやり遂げると周りの見る目は変わる。顔を覚えてもらう。
⚫︎抜擢セリフ。〇〇さんこそこのポジションに相応しいと思っていた。チャンスも多いし仕事も面白いと思うから是非やってほしい。
⚫︎褒めるのは発言。行動。考え方。全社視点だった、早い報告だった、複数の案だった、など。
⚫︎やる気のある人の次は、すでに成果を出しているひと。期待をかけるのは同じ。
⚫︎一番良くないのは決断しないこと。誰にも相談しない、決断に時間をかけるのは進まない。決断慣れしてるひとはホウレンソウの量が多い。
⚫︎スピードを褒めること。
⚫︎9割話を聞く。定例化する。まずは肯定。
⚫︎失敗の意味を聞く
⚫︎目線は放っておくと下がるもの。ポジティブをマジョリティに。

2024/10/09

仕事において、何を任せるか。どう任せるか悩む時があるが、基本任せることが大事なのと期待を伝えた上で任せることが大事

2024/10/02

メンバー育成における具体的な取り組みにおいて非常に参考になる。
現場のマネジメントメンバーとも同書を共有し、人材育成のディスカッションのヒントにしている。
【言わせてやらせる】を実践し成長実感を一人ひとりが持つことでエフィカシーの高い組織にしていきたい。