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絞め殺しの樹
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2021/12/01 |
JAN | 9784093866262 |
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商品レビュー
3.9
69件のお客様レビュー
昭和初期に過酷な人生を歩んだ女性ミサエと養子に出される息子雄介の二世代を描いた大河小説。 第一部で描かれた搾取され続け、過酷な人生を送るミサエの姿はあまりにもツラかった。家制度とか、女性は男性と対等にはなり得ないとか、女性は経済的に自立できないとか…そんな時代がそう遠くない過去...
昭和初期に過酷な人生を歩んだ女性ミサエと養子に出される息子雄介の二世代を描いた大河小説。 第一部で描かれた搾取され続け、過酷な人生を送るミサエの姿はあまりにもツラかった。家制度とか、女性は男性と対等にはなり得ないとか、女性は経済的に自立できないとか…そんな時代がそう遠くない過去にあったのだ。(今だって完全にないかというと疑問が残る)ツラい道ばかり選ばずに逃げればいいのに…と思ってしまったけれど、時代背景を考えると逃げようがなかったというのも十分に理解できた。 ミサエが自分のいる場所から逃げずに、「死ぬ時までは生きねばならない」と最後まで生ききった姿には胸を打たれた。 第二部では雄介が物事を俯瞰的に見る力をつけ、考え悩みながらもたくましく育っていく姿がたまらなかった。いろいろな事を自分の中で消化しながら強くたくましく、そして優しく生きていく姿には感動を覚えた。 絞め殺しの樹か…
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ずっと理不尽な感じでどういうふうにまとまるのかなと思ってあんまり面白くなかったけど読み進めた。最後は少し良かった。
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決して明るい気持ちになれる話ではないが、読み終えた時、一筋の光を感じた。 戦前、戦後を駆け抜けるように生きた一人の女性と、彼女が遺した一人の赤子。この二人が歩む人生が物語の主となっているが、貧困とはこんなにも人を追い詰めるのかと読んでいて悲しくなった。逆に、人はここまで強くなれる...
決して明るい気持ちになれる話ではないが、読み終えた時、一筋の光を感じた。 戦前、戦後を駆け抜けるように生きた一人の女性と、彼女が遺した一人の赤子。この二人が歩む人生が物語の主となっているが、貧困とはこんなにも人を追い詰めるのかと読んでいて悲しくなった。逆に、人はここまで強くなれるのかとも。 人の一生は悲しい。どう足掻いても最後に待ち受けるのは「死」だからだ。それでも終いまで、その時まで命を、己の人生を全うしなければいけないのは何故なのか。 厳しさの中に少しの暖かみ、そして生きよという声が聞こえた気がした。
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