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絞め殺しの樹
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2021/12/01 |
| JAN | 9784093866262 |

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商品レビュー
4
83件のお客様レビュー
主人公が開拓保健婦という設定なので、黎明期の保健婦の奮闘物語かと思ったら、まったく違っていた。主人公のあまりにも悲惨な境遇に、読後感がものすごく重い。主人公の息子に焦点をあてた第二部は、悲惨ながらもどこか光が見える終わり方だったのが救い。 河﨑秋子さんの小説を読むには、覚悟という...
主人公が開拓保健婦という設定なので、黎明期の保健婦の奮闘物語かと思ったら、まったく違っていた。主人公のあまりにも悲惨な境遇に、読後感がものすごく重い。主人公の息子に焦点をあてた第二部は、悲惨ながらもどこか光が見える終わり方だったのが救い。 河﨑秋子さんの小説を読むには、覚悟というか気合いが必要。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一気に読みました。 1人の女性の壮絶な一生と、その息子の話の二部構成で、 それぞれの章ごとに植物のタイトルが付いています。1部の3つ目の山葡萄の章で、山葡萄がこんなことに使われるという発想が無くてショックでした。 河﨑秋子さんの文章は、乾いていて淡々としていて、勿体ぶった描写やしつこい表現が無くて、この重苦しい物語を語るにはぴったりだと思いました。 開拓期の北海道から私の知ってる昭和の後半まで、ずっと北海道に住んできた私にとっては、特に前半は祖父祖母から話を聞いているような気分になりました。 とにかく読み応えがありました。 そしてマジで小山田には不幸になってほしいと思います。
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1人の女性の壮絶な物語。 戦前から戦後の北海道の根室、最果ての地の中で本当に壮絶としかいえない。 主人公が生きる気力を失っていく場面で、生きなければならないと希望を見出すのではなく、ある種の諦観とゆうか覚悟を決める場面に心揺さぶられた。 ーあなたは哀れでも可哀想でもないんですよ...
1人の女性の壮絶な物語。 戦前から戦後の北海道の根室、最果ての地の中で本当に壮絶としかいえない。 主人公が生きる気力を失っていく場面で、生きなければならないと希望を見出すのではなく、ある種の諦観とゆうか覚悟を決める場面に心揺さぶられた。 ーあなたは哀れでも可哀想でもないんですよ。 わたしは、自分の悲しみに依存していたのかもしれない。この身の不幸によりかかることによって、存在を規定していたのかもしれない。自分の不幸に寄りかかり、そこから養分を得て生きていたのは、自分自信だ。 ー中略ー 立て限りは立つ。死ぬ時まで生きなければならない。 救いがみえない物語の中で、希望があってもなくても、辛くても苦しくても理不尽でも、生きる覚悟を決めなければならないとそう思わせる一冊。
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