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はぐれイワシの打ち明け話 海の生き物たちのディープでクリエイティブな生態
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2021/11/22 |
| JAN | 9784334962500 |
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はぐれイワシの打ち明け話
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はぐれイワシの打ち明け話
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商品レビュー
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8件のお客様レビュー
海に隠された神秘について。 タイセイヨウサケはグリーンランドの海から、自分が生まれたブルターニュの小川の香りを感知し再び故郷の河口に辿り着くことができる。クジラは特別な海水の温度域を使って何千キロも離れた場所まで自分の声を届け、仲間と歌で呼び交わしている “耳に水が入った時に...
海に隠された神秘について。 タイセイヨウサケはグリーンランドの海から、自分が生まれたブルターニュの小川の香りを感知し再び故郷の河口に辿り着くことができる。クジラは特別な海水の温度域を使って何千キロも離れた場所まで自分の声を届け、仲間と歌で呼び交わしている “耳に水が入った時に聞こえる 「ごぼごぼ」という音の中には 遠くの火山や姿を見せないクジラの歌声の響きが含まれている” (p32) 自分のヒゲをかき鳴らして耳障りな音楽を奏で、捕食者を追い払うイセエビ、歌を歌うクジラ、イワシの群れを見つけて鳴き声を上げ、その場にいるすべての動物を奮い立たせるアジサシ。 “海が僕たちに語りかけてくる。会話を始めるために、返事をするのはどうだろう?” (p203) 海に住むものはお喋りだ。この本はその美しさを讃える歌で、一冊を通して穏やかで乱れのないテンポで歌い上げられる。極めて落ち着いていて、キラキラした美しい音楽を聴いているような本でした。とても良かった。
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海の生き物たちをファンタジー要素のあるエッセイっぽく書かれている。しかし、知識的なこともしっかり書かれているので、いろいろな視点から読み応えがある。 私がとくに印象的だったのは「タコのメスは自分の子どもと話すことができず…」というフレーズだ。人間でいうと5歳ほどの知性がありながら...
海の生き物たちをファンタジー要素のあるエッセイっぽく書かれている。しかし、知識的なこともしっかり書かれているので、いろいろな視点から読み応えがある。 私がとくに印象的だったのは「タコのメスは自分の子どもと話すことができず…」というフレーズだ。人間でいうと5歳ほどの知性がありながら、子どもに直接的な教育をせずに一生を終える命の儚さを知った。
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題名からはイワシが海を案内してくれるようなファンタジーを想像したが、実際は著者の回想を交え海の世界を描いたエッセイだった。想像とは違ったが、思いがけずどのエピソードも面白く夢中で読んだ。 海の生き物のおしゃべりといえばイルカやクジラをまず思い浮かべるが、それだけではない。 人間...
題名からはイワシが海を案内してくれるようなファンタジーを想像したが、実際は著者の回想を交え海の世界を描いたエッセイだった。想像とは違ったが、思いがけずどのエピソードも面白く夢中で読んだ。 海の生き物のおしゃべりといえばイルカやクジラをまず思い浮かべるが、それだけではない。 人間には感知できない音、香りや色彩、水流や電界を感じとるものまでいるそうだ。 こうした多様な「言語」の話に加えて、彼らの生態や人間との歴史、乱獲や資源保護の問題、古代の伝説、さらには海に着想を得たテクノロジーまで、多岐にわたる内容だった。 フランスでの調査で、テレビ等で見る「魚」と食卓に出る「魚のフライ」を結びつけられない子どもが想像以上に多いという結果に驚いた。 日本では焼き魚がそのまま食卓に並んだり、生け簀で泳ぐ姿を見る機会もあるため差はあるだろうが、確かに水揚げされる前の暮らしに思いを馳せることは少ないかもしれない。 海洋プラスチックや乱獲といった言葉を耳にしても、普段の生活とはなかなか結びつきにくい。 本書のように魚たちの物語として語られると、その現実が胸に刺さり、身近に感じられた。 「彼らの生活を想像することは、切れてしまった自然とのつながりを再び取り戻すことでもある。」 海に囲まれた私たちにとって、無関係ではいられない話。海の声に耳を澄ませてみたいと思った。
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