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喉の奥なら傷ついてもばれない 集英社文庫
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喉の奥なら傷ついてもばれない 集英社文庫

宮木あや子(著者)

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喉の奥なら傷ついてもばれない 集英社文庫

定価 ¥748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2021/11/19
JAN 9784087443202

喉の奥なら傷ついてもばれない

¥550

商品レビュー

4.2

22件のお客様レビュー

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2026/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「欠落を抱えた人妻たちを描く」ってところに惹かれて買ってみた。私がもしも、人妻になるならっていう想像しながら。 「いびつな愛しか知ることのできなかった女たちの物語」。誰も悪くないよね、知ることができなかったの。状況はここまでヘビーじゃなくても温かい家庭なんか知らなくて、喧嘩以外の方法で人と意見を交わす方法が分からなくて、愛された経験なんかなくて。私にできるのは連鎖をとめることだけ。ほんとに?著者が伝えたいのはそんなことじゃないと思う。どの話も、自分がそうなってしまいそうでぞっとした。何の罪悪感もなく子どもに酷い言葉を浴びせそうだし、そうしまいとしたら過保護になりそう。結婚したとして、相手が子供はいらないって言ったら不安になって無理やりにでも作ろうとしそう。私は特別だって信じて悲劇のヒロインにでもなったかのような非倫理的な行動に出そう。どれも、読んでたらすごくもどかしくて、こうしたらいいのに、そこはこうする方が上手くいくのにってたくさん考えてた。他人事だなんて思えなかった。正直読むの苦しいくらい。だから、解説にあった「まるで自傷行為の代わりのような読書体験によって、心のリハビリを重ねていくこともできる」って言葉がストンって落ちた。何度も読んでたら、いつの間にかリハビリになってたりするかもな。見えないところについた傷は人から案じてもらえない、いつまでも癒えず、膿んで腐って本人だけを苦しめる。たくさん誰かに聞いて欲しい話しはあるけど、過去のことだからもう何も変わらない。自分が苦しいだけ。それで、見えないところが腐っていても、気づいてもらえないから隠せなくなって表面に出てきたら叩かれる。この先誰にも愛されるはずない。 〈愛情と呼ばれる檻につながれてる人へ〉 その檻、意外と脆いかもしれないよ こんな短い言葉に作者が伝えたかったことが全力で込められてるように思う。 壊そうとすれば壊れますか。 ある意味では自分を守ってくれているのかもしれない檻を、壊しても私は生きていけますか。 壊してみようかな、このまま絶望して余生を生きるくらいなら。

Posted by ブクログ

2025/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ドン!と胃もたれしそうなくらい重たいお話が多く、流石は宮木あや子先生……と震えてしまいます。 正直、1話目の"天国の鬼"が読んでいて1ミリも理解できなくて何を自分の行いが虐待だと自覚しながらも行動を改める訳でもない母親が分かったようなモノローグを紡いでいやがると腹が立ってしまったのですが、全話読んでからの最終話"泥梨の天使"を読むとこうやって連鎖って続くんだなと怒りが飛んで虚しさとか絶望に近い感情だけが残った感覚になりました。 いやでも、それでも私はやっぱり納得できない。子供の犠牲の上に成り立つ生活なんてあってはならない。ここまで感情的になれる読了感って宮木あや子先生はどれだけ読み手の感情を揺さぶるのが得意なのかと思ってしまいますね。やっぱり文章に力がなきゃ、ここまで読んでいて嫌な気持ちになったりしません。宮木あや子先生、凄い。 個人的に"金色"が1番好きでした。かなしいけど、綺麗なお話だったなあ。

Posted by ブクログ

2025/12/11

重い。ろくでなしはよかった。性描写の多さにも、疲れた。最後の短編が最後に来るところは、全体のバランスがとれてていい。

Posted by ブクログ