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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2021/11/18 |
JAN | 9784103542810 |
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商品レビュー
2.7
76件のお客様レビュー
通り魔、失われた家族、新興宗教 読んでいて苦しかったが、この苦しみこそがこの小説の醍醐味なのであろう 「家族」とは、何か。信仰とはなにか。血の繋がりとは何か。色々考えさせられた
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何かに信仰する人たちの内情を見てしまった。 見てはいけないものを見たような心地。 何も信じられなくなった先に目には見えない神様を信じようとする哀しいお話。 何かに縋り付いてないと壊れてしまうから、神に歌ったり崇拝したり自分の芯が歪んでいってしまう。 みんなは何に信仰してる? ...
何かに信仰する人たちの内情を見てしまった。 見てはいけないものを見たような心地。 何も信じられなくなった先に目には見えない神様を信じようとする哀しいお話。 何かに縋り付いてないと壊れてしまうから、神に歌ったり崇拝したり自分の芯が歪んでいってしまう。 みんなは何に信仰してる? 私は何を、信じているのか。 お寺や神社で手を合わすけど、結局は自分を信じないと報われない。 最初も最後も自分しかない。 だけど家族だけは信じていたい。 そんな物語。 みんな、幸せになりたいね。
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「神」とはなにかがテーマかと思ったけど、他の人の感想見て、新興宗教がテーマなのかって気づいた。まあ同じようなもんか。 途中隼太朗のエルサレムの話の部分はちょっと飽きたけど、わりとサクサク弛れることなく読めた。暗い話ではあるけど、表現が暗すぎずねっとり嫌な感じもなし! 最後響子...
「神」とはなにかがテーマかと思ったけど、他の人の感想見て、新興宗教がテーマなのかって気づいた。まあ同じようなもんか。 途中隼太朗のエルサレムの話の部分はちょっと飽きたけど、わりとサクサク弛れることなく読めた。暗い話ではあるけど、表現が暗すぎずねっとり嫌な感じもなし! 最後響子が宗教より「お母さん」を優先させたところに希望というか救いを感じたし、サスペンス・ミステリーでよくある「良い人だと思ってたのに」的な裏切りが良い意味でなくて、好意的な登場人物はそのままなとこも良かった。 「家族であろうとするために宗教を信じる」三知男と花音の気持ちは、新興宗教に関わらず「家族」を保つために無意識に多くの人がやってることなんじゃないかな。それぐらい「家族」って大きくてほかに代わりようのないものなんだって思う。良くも悪くも。 にしても、三者三様の見方、感じ方があるなあってのが一番。あと子供が殺される系、しかもその犯人が救いようのないキチガイ系はもうほんと読んでて辛いわ…
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