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ヘルシンキ生活の練習
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ヘルシンキ生活の練習

朴沙羅(著者)

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ヘルシンキ生活の練習

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2021/11/16
JAN 9784480815620

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商品レビュー

4.1

65件のお客様レビュー

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2024/08/08

フィンランドに幼いこども2人を連れて移住した著者が、日本と違っていて面白いと感じたこと(ときどき「なんでやねん!」と感じたこと)を書いている。例えば保育園の先生たちが、普通は性格や才能とされそうなことをスキルとしてとらえることなど、興味深い話が多い。なぜ著者が日本から逃げ出して移...

フィンランドに幼いこども2人を連れて移住した著者が、日本と違っていて面白いと感じたこと(ときどき「なんでやねん!」と感じたこと)を書いている。例えば保育園の先生たちが、普通は性格や才能とされそうなことをスキルとしてとらえることなど、興味深い話が多い。なぜ著者が日本から逃げ出して移住しようと思ったか、母親としてどんなプレッシャーを感じていたかという話もあり、重苦しい気持ちにもなる。でも、娘のユキちゃんは自由でしなやかな発想で笑わせてくれるし、みんなで力を合わせて社会を変えていこうという著者の言葉に励まされる。

Posted by ブクログ

2024/07/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フィンランドの人の考え方がすごく素敵で、一生勉強、成長し続ける生き方の根源となる教育があるんだなと思った。何か問題が起きた時は人や性格を責めるのではなく、その問題自体を改善すること、どのスキルが不足していてそれが起こってしまったのかを理解し、その問題が起こらないように練習すること。子どもが、人が何かをできない時に向いていない、と諦めるのではなく、スキルとして捉えるのであれば、人それぞれに色々な可能性が広がるんじゃないかと感じた。 自分自身余裕がない時に、人の性格をせめるような考え方をしてしまうことがある。けれども、そうしてしまうのは今現在、問題に焦点をあてるというスキルが足りてないから。練習して落とし込んでいきたいなと思った。

Posted by ブクログ

2024/04/29

【ドレスコードは、厚着・重ね着】 この本は、フィンランドで生活を始めた著者が、育児や就職をしながら体験したこと、感じたことを書き綴ったもの。 生活の練習、というよりは、いかにその地の人間が、一人ひとりの人格を良くも悪くも平等に尊重しているのか、を、著者が印象を受けた言動など...

【ドレスコードは、厚着・重ね着】 この本は、フィンランドで生活を始めた著者が、育児や就職をしながら体験したこと、感じたことを書き綴ったもの。 生活の練習、というよりは、いかにその地の人間が、一人ひとりの人格を良くも悪くも平等に尊重しているのか、を、著者が印象を受けた言動などの紹介を通して伝えていると覆う。 先日読んだFactfullnessで、犯人捜し本能、宿命本能、というのがあった。 人は、その人が悪いとか、その人の性格に問題があるとか、考えがち。 でも実際には、社会のしくみや技術の変化に起因している、という点を指摘していた。 フィンランドでの暮らしで著者が感じていたことは、それに近いのかなと。 保育園の先生の話を聞くと、ある子が何か問題を起こしたようなとき、 その子の性格が悪いとかではなくて、そのスキルをまだ身に付けていない、という視点。練習すれば習得できる、それだけの話。 そして、なぜそんな余裕が先生たちのあいだにもあるのか、それを保育園の先生と園児の割合についての制度面からも考察できる。 ただ先生の頑張りに頼るのではなく、社会のしくみ上そうなっていること、 時にそんな人間関係をドライに感じてしまう部分もあったみたいだけれど、 全体としてはどうなのか、というところでは、フィンランドの幸福度の高さからもうまくいっているのだろうと思う。 著者は、在日韓国人のルーツがあり、日本での暮らしでいろいろと苦労をされ、そんな状況もありながら、フィンランドの地に移住することを決断。 母としての自分には常にだめだしをしていらっしゃるのですが、本当に力強いと思う。 むしろ、一つの文化圏を出ると、うまくいってなかったことが何でもなくなったりする、違う視点で認識できる、事もあるのかな、と思ったり。 フィンランドではお弁当なんか作らなくてよくて、それができないと母親失格になるのは日本にいるからだったり。 出勤時は重ね着して温かくすること、卒園式も正装する必要もなく、 その面では、日本ではアウトな私も大丈夫かもと思ったりする。 とはいえ、 著者が指摘するように、 ある国での制度や手法を、違う国や社会でそのままコピペしてうまくいくなんて考え方は単純すぎる。 でもやっぱり実際に生活して見えてくるいろいろなことがあるのは興味深い。 これまでの既成概念を覆される実経験は、視点を豊かにする。 そして、自分にもっと合う場所があるかもしれないし、それは自分で見つけないといけないし、ということ。

Posted by ブクログ

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