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実践 アクションリサーチ 自分自身の組織を変える
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実践 アクションリサーチ 自分自身の組織を変える

デイビッド・コフラン(著者), テレサ・ブラニック(著者), 永田素彦(監訳), 高瀬進(監訳), 川村尚也(監訳)

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実践 アクションリサーチ 自分自身の組織を変える

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 碩学舎/中央経済グループパブ
発売年月日 2021/11/05
JAN 9784502269219

実践 アクションリサーチ

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2022/02/17

組織に働きかけながら、そこで生じることをリサーチして、研究としてまとめる、というのが、アクション・リサーチということなのかな? 「組織を変えるのが、理解するために良い方法だ」みたいなことをクルト・レヴィンが言っていたと思うが、まさにそれを形にしたのが、アクション・リサーチという...

組織に働きかけながら、そこで生じることをリサーチして、研究としてまとめる、というのが、アクション・リサーチということなのかな? 「組織を変えるのが、理解するために良い方法だ」みたいなことをクルト・レヴィンが言っていたと思うが、まさにそれを形にしたのが、アクション・リサーチということか。 そして、この本では、内部者自分の組織に働きかけ、そしてそれをリサーチとして研究論文にしていくことについてのガイドブック。 わたしは、組織の変革は、外部のコンサルの手助けがいるかもしれないが、内部者がやらないとうまくいかないと思っている。なぜなら、ワークショップはうまく行っても、それが終わった後で、現実にどう結びつけていくための働きかけのほうが大切だと思うので。 システム論的にも、問題となっているシステムを変えるのは、そのシステムの中にいる人が自分の行動を変えるということが必要なわけで、それは外部者よりも圧倒的に内部者の行動が大切。 さて、そうなると、それをリサーチにつなげると、どうなるんだろう?という問いに応えるのが、本書。 といっても、わたしは、当面、そういうリサーチをやる予定はないので、この本を読むのは、主として組織への関わり方の部分。 内容的には、いわゆる経験学習や組織開発的な話し、そして、センゲなどのシステム思考を含む学習する組織の話しで、そんなに新しいものがあるわけではないのだが、それをリサーチを同時に行うという視点で見直すと、いろいろと新たな気づきがあった。 たとえば、ダブル・ループ学習という概念の活用とか、ファーストオーダーとセカンドオーダーの違いとか。 とくに面白かったのは、社内政治に関与することの大切さ。この話しはとても大切なことだと思っているのだが、組織開発の文献では、あまりこうした政治とか、権力の話しはでてこない。結局のところ、好むと好まないにかかわらず、社内政治にはかならず巻き込まれるのだ。そこをどうにかマネージすることが、内部者にとって、最大のポイントなのだ。どういう形で対処するかは別として、内部者は政治的なレベルで働きかける必要がある。 この辺のところを明確に概念化してあることが、とてもよかった。これも多分、内部者が組織開発にかかわりつつ、それをリサーチとして論文化していく、という文脈があったからこそ、明確に浮かび上がってきた論点であると思った。 そして、この辺りが言語化されることで明確になったのは、ある組織に関わろうとすると、その組織の内部と外部における権力関係に意識的にならなければならない、ということ。そして、関わる人は、政治的に中立ではありえず、なんらかのポジションをとったうえで、関わるということがむしろ望ましいということ。さらには、こうした権力関係は、フーコーの知識/権力論とつながる方向性であること。 組織開発においても、社会構成主義的なアプローチが増えているが、ダイアローグ的なものだけではないなにかが必要としている気がしていた。それは、多分、知/権力ということだったんだろう、と今さらながら、気づいた。

Posted by ブクログ