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テヘランでロリータを読む 河出文庫
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テヘランでロリータを読む 河出文庫

アーザル・ナフィーシー(著者), 市川恵里(訳者)

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テヘランでロリータを読む 河出文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2021/11/05
JAN 9784309467436

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商品レビュー

4.6

14件のお客様レビュー

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2023/09/23

イラン革命後の抑圧された全体主義社会で、女の価値は男の半分と言われる中、女性だけで密かに行われた西洋文学の読書会の回想録。 文学とは、この本で描かれるように、読者が自らの人生の痛みや現実と照らし合わせながら読まれてきたんだな

Posted by ブクログ

2023/07/09

激動のイランを冷静に見つめた記録。 そして女というだけで抑圧されながら文学を手に自分らしく生きる道を模索する筆者とその生徒たちの記録。 ページを捲れば捲るほどイランが暗黒の道へと進んでいく。 その延長線上にあるのが今のイランなのだ。 今、イランで女性たちが命を懸けて声を上げている...

激動のイランを冷静に見つめた記録。 そして女というだけで抑圧されながら文学を手に自分らしく生きる道を模索する筆者とその生徒たちの記録。 ページを捲れば捲るほどイランが暗黒の道へと進んでいく。 その延長線上にあるのが今のイランなのだ。 今、イランで女性たちが命を懸けて声を上げているのはこの作品で触れられるような数々の女性への酷い仕打ちの積み重ねであることが痛いほどわかる。 胸が張り裂けそうだった。 でも今このタイミングで読んで良かった。 イランを知るために映画を観るのも勿論良いけどこの本から始めても良いのでは。 私はこの本を強く推したい。 あと文学批評本としても完成度がとても高いのでそういった意味でもオススメ。

Posted by ブクログ

2023/06/29

イスラーム革命後のイランで密かに開かれた女性たちの読書会。女性が学ぶことを厭う場所で学び続けることの苦しさを思った。学べば、どう生きるかを他者に規定される理不尽と、向き合わざるをえないから。 知ることは、自分の世界の狭さに気づくことだ。

Posted by ブクログ

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