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テヘランでロリータを読む 河出文庫
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テヘランでロリータを読む 河出文庫

アーザル・ナフィーシー(著者), 市川恵里(訳者)

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テヘランでロリータを読む 河出文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2021/11/05
JAN 9784309467436

テヘランでロリータを読む

¥1,672

商品レビュー

4.6

15件のお客様レビュー

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2024/07/17

2003年に発行され、日本語訳版が出版されたのは2007年なので、些か時代遅れなのですが… 今まで自分が読んできた本の中でTOP10に入る素敵な本でした。 イランと中東諸国の対立構図、また元米大統領トランプ氏の経済制裁撤回による中東諸国の核兵器使用の危険性は現在進行形で存在してい...

2003年に発行され、日本語訳版が出版されたのは2007年なので、些か時代遅れなのですが… 今まで自分が読んできた本の中でTOP10に入る素敵な本でした。 イランと中東諸国の対立構図、また元米大統領トランプ氏の経済制裁撤回による中東諸国の核兵器使用の危険性は現在進行形で存在しているため、数年前の本という気がしないと思います。 また中東情勢に関わらず、この本でたびたび触れられている、宗教やイデオロギーの対立、国間のパワーアンバランスは今この瞬間も世界中で緊張状態を作り続けています

Posted by ブクログ

2023/09/23

イラン革命後の抑圧された全体主義社会で、女の価値は男の半分と言われる中、女性だけで密かに行われた西洋文学の読書会の回想録。 文学とは、この本で描かれるように、読者が自らの人生の痛みや現実と照らし合わせながら読まれてきたんだな

Posted by ブクログ

2023/07/09

激動のイランを冷静に見つめた記録。 そして女というだけで抑圧されながら文学を手に自分らしく生きる道を模索する筆者とその生徒たちの記録。 ページを捲れば捲るほどイランが暗黒の道へと進んでいく。 その延長線上にあるのが今のイランなのだ。 今、イランで女性たちが命を懸けて声を上げている...

激動のイランを冷静に見つめた記録。 そして女というだけで抑圧されながら文学を手に自分らしく生きる道を模索する筆者とその生徒たちの記録。 ページを捲れば捲るほどイランが暗黒の道へと進んでいく。 その延長線上にあるのが今のイランなのだ。 今、イランで女性たちが命を懸けて声を上げているのはこの作品で触れられるような数々の女性への酷い仕打ちの積み重ねであることが痛いほどわかる。 胸が張り裂けそうだった。 でも今このタイミングで読んで良かった。 イランを知るために映画を観るのも勿論良いけどこの本から始めても良いのでは。 私はこの本を強く推したい。 あと文学批評本としても完成度がとても高いのでそういった意味でもオススメ。

Posted by ブクログ

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