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ベトナム戦記 新装版 朝日文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2021/11/05 |
JAN | 9784022620569 |
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ベトナム戦記 新装版
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商品レビュー
4.5
5件のお客様レビュー
こちらを読んだ後、マジェスティックホテル にどうしても行ってみたくなりホーチミンに行った。ホテルのロビーの窓は赤、白、水色、黄色、緑を使ったステンドグラスがはめ込まれていて、そこから光が入って美しかった。目の前のサイゴン川には蓮の花が流れこの景色を開高さんも見ただろうかと、思いを...
こちらを読んだ後、マジェスティックホテル にどうしても行ってみたくなりホーチミンに行った。ホテルのロビーの窓は赤、白、水色、黄色、緑を使ったステンドグラスがはめ込まれていて、そこから光が入って美しかった。目の前のサイゴン川には蓮の花が流れこの景色を開高さんも見ただろうかと、思いを馳せた。
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60年代末の文章表現は、今ほどの社会的規制を受けていない表現の自由に嫌悪感も感じるが、戦争の嫌悪感なのか渾然一体となって区別できない感じが、芸術性を感じる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本当に久しぶりに、開高健の文章を読んだ。 年譜を振り返ると、平成元年に亡くなっているから、もう33年も経つのだ。 僕は開高健のエッセイが好きで、若い頃よく読んだ。 圧倒的な語彙とユーモア。そして、簡潔な表現。 釣り、食、読書など、森羅万象に通じているのではないかと思うほどだったが、その彼が、「戦争」をルポしたらどうなるのか。 目の前で少年兵の処刑(銃殺)を目撃した部分が、一番印象的で、処刑のあとすぐにその場が掃除され、あっという間に何事も無かったかのように、日常を取り戻す。 しかし、目撃者の開高健は気分が悪くなってしまう。 後に出てくるいつ撃墜されるか不安に駆られながらヘリに乗るところや、ベトコンに襲撃され命からがら逃走する場面より、処刑の場面が一番印象に残った。 光文社文庫で開高健のエッセイの多くが、復刊されている。 中でも「白いページ」は再読したい本である。 岩波文庫、岩波現代文庫でも小説が読めたと思う。 また、開高健を時々、読みたいと思う。
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