COMPANY SLAVE 〈労働〉に自分のすべてを売りわたす前に
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍
  • 1210-02-00

COMPANY SLAVE 〈労働〉に自分のすべてを売りわたす前に

大田比路(著者)

追加する に追加する

COMPANY SLAVE 〈労働〉に自分のすべてを売りわたす前に

定価 ¥1,760

385 定価より1,375円(78%)おトク

獲得ポイント3P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 旬報社
発売年月日 2021/11/01
JAN 9784845117246

COMPANY SLAVE

¥385

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/11/18

著者の「労働からできる限り逃げることが正しい」という主張には全面的に賛成できないものの、学術的、理論的にそう考える理由が労働の本質とともに詳しく説明されており、知らぬ間に社畜となっていた、、なんてことを防ぐために必読の書だ。法律の知識、歴史的背景がわかり、現在の日本の一般的な労働...

著者の「労働からできる限り逃げることが正しい」という主張には全面的に賛成できないものの、学術的、理論的にそう考える理由が労働の本質とともに詳しく説明されており、知らぬ間に社畜となっていた、、なんてことを防ぐために必読の書だ。法律の知識、歴史的背景がわかり、現在の日本の一般的な労働に対する価値観が普遍的ではないことが理解できる。 日本の労働環境・システムは合理的ではなく納得できないものが多いので、人権を重視した欧州や競争過激な米国でも働いてみたいと感じた。しかし、やはり日本は食を中心とした生活環境は世界一だと感じるので、結局日本に戻るだろう。海外を見た上で、日本が好きと言えるようになりたい。 働くことを表す英単語に、labor、work、playがあると紹介されているが、私はlaborではなくworkに従事し、40歳前後を目安にplay中心に移行したい。その後、流行りのFIREという選択肢も出てくるかもしれないが、それを達成しても幸福度が高まるとは思えない。人間は社会的動物であるため、人とのつながりが必要である。社会的関係を構築するのにplayだけでは物足りないと感じるので、workも併用して、週3〜4勤務で1日5時間程度働くくらいが個人的にはベストだと考えている。著者が個人投資家だけでなく、大学で講師をしていることは、もちろん学生に現実を知ってもらうという目的が第一だろうが、社会的存在として生きるという背景もあるのではないだろうか。 少なくとも21歳の私は、将来お金に困ることなく、自分の人生を歩むために、目の前のやるべきことをこなしていくだけだ。

Posted by ブクログ